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子どもと楽しめる水耕栽培!初めてでも育てやすい植物と育て方

子どもと楽しめる水耕栽培!初めてでも育てやすい植物と育て方

子どもでも大丈夫!育て方のポイント

水は定期的に取り換えよう

水は土のように窒素、リンなどの栄養を含んでいないため、水耕栽培では水に肥料を溶かして栄養を補わなくてはなりません。

そのため、栽培用の水は通常の水道水などに比べて水のなかに雑菌やカビ、藻が発生しやすくなっています。このような状態の水をそのままにしていると悪臭が発生するだけではなく植物が根腐れを起こして枯れる原因となります。

また、植物が栄養を吸収する速度は水分を消費する速度に比べて遅く、水が減るうちに肥料の濃度が高くなり根が焼けてしまいます。根焼けを起こすと回復が難しく、枯れることも多いので注意が必要ですね。

水が減ったら必要に応じて水を足し、定期的に水を取り替えましょう。軽くて小さな容器なら子どもでも水替えができますね。

太陽光や蛍光灯の光を与えよう

植物が成長するために必要な物としては、栄養のほかに光があります。屋内で育てている植物は光が不足しがちなので注意が必要です。

日当たりと風通しのよい窓際で栽培できればベストです。しかし、置く場所がないという場合は1日のうち2~3時間程度外に出して日光浴をさせてください。

容器が大きくて持ち運びが難しいときなどは蛍光灯や植物栽培用のランプで光を与えましょう。植物栽培用ランプは天候や時間を気にせず光を浴びさせることができるので日中は仕事で家にいないママにおすすめです。

植物栽培用のランプはAmazonや楽天などのネット通販でも購入できます。まずはランプを使わずに育ててみて、必要を感じたら買い足すとよいですね。

害虫はこまめに駆除しよう

屋内で育てる水耕栽培は虫がつきにくく病気などが発生しにくいという特徴があります。しかし、病気や害虫トラブルが絶対に起こらないというわけではありません。

日光浴のために屋外に出したときに害虫がついてしまうことがあるほか、完全に屋内で育てていても虫がどこからかやってくることがあります。葉物野菜などは特に虫がつきやすく、気が付くと虫に食べられていたということも少なくありません。

そのままにしておくと葉が食べられるだけではなく、植物が弱って枯れてしまいます。害虫がついたらこまめに駆除しましょう。

害虫駆除や害虫予防には「木酢液」がおすすめです。天然成分なので子どもがいても安心して使うことができ、葉をそのまま食べる野菜にも適しています。

まとめ

家のなかで手軽に始めることができる水耕栽培は必要な道具も少なく、育て方も簡単なので小さな子どもでも植物のお世話を体験することができます。

また、種から出た双葉や、球根から伸びた根を観察することで自然への好奇心を育てることができるほか、野菜であれば親子で収穫や料理を楽しむことができますよ。

さらに、容器を手作りして工作を楽しんだり、植物を題材にした絵本を読んだりしてもよいでしょう。さまざまな経験に繋げることができる水耕栽培に、子どもと一緒にチャレンジしてみましょう。
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