赤ちゃんの髪の毛の謎について!髪の毛の量や抜け毛対策について解説
赤ちゃんの髪で赤ちゃん筆を作ってみよう
一生に一度しか作れない赤ちゃん筆
約300年前に中国から伝わったこの風習は「子どもが健やかに成長するように」「頭脳明晰に育つように」「字がうまくなるように」という願いを込めた記念品として作るものです。
ママの胎内にいるときから、赤ちゃんを守っていた胎毛は、柔らかくとても繊細です。先が自然と細くなっているので、束ねるとちょうど筆のようになるのです。赤ちゃんがお腹の中から持って生まれた貴重な毛をそのまま筆にして残しておくなんて素敵ですよね。
筆にしたものは、実際に筆として使うよりもそのまま保管しておいて、子どもが成人したり結婚したりする際に、親からのプレゼントとして贈ることもあるようです。
時期は関係なく5cmほどの髪の長さが必要
一般的には、長さ5~7cm、量は大人の小指の太さほどが目安となります。赤ちゃんの毛量は個人差があるので一概に何歳からという目安はありませんが、およその目安として髪の毛の先が擦れて傷む前の、生後6カ月~1歳ごろに作ることが多いようです。
くせ毛だと毛が丸まってしまって作れないのでは?と心配されるママもいるかもしれませんが、そこは大丈夫なようですよ。筆を作る過程で、くせ毛をまっすぐにできる技術を持っているそうです。また、その子どものそのままを残したいというママやパパもいると思うので、その旨は発注するお店に確認してみるとよいでしょう。
お店は作りたい筆や予算によって選ぼう
まずは予算ですよね。だいたい赤ちゃん筆の相場は7,000~20,000円となっているようですが、付属品によっては水牛の軸を使用したり、家紋を入れたりすることによって数十万円することもあるようです。ママとパパが作りたいと思う筆が作れるお店かどうかで判断するとよいでしょう。
また、オーダー方法も店頭などでお店の人とやりとりしながら決める場合もあれば、じっくり比較検討しながらインターネットで注文する方法、カタログで申し込む方法など、それぞれやりやすい方法があると思います。お店によっては望む形でのオーダーを受けつけてもらえない場合もあるので、そのあたりも調べておくとよいでしょう。
まとめ
赤ちゃんが成長していくうちに、毛の濃い薄いなどで悩んでしまうママもいると思いますが、それも個人差であり、何も心配する必要がないことが分かりましたね。その貴重な髪の毛を「赤ちゃん筆」にして、将来、成長した子どもにプレゼントするのも素敵です。
赤ちゃんのふわふわ柔らかな髪の毛が生えている時期は、一生に一度の貴重な時間。その時間をゆっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。