赤ちゃんの髪の毛の謎について!髪の毛の量や抜け毛対策について解説
赤ちゃんの髪の毛は、ママにとって小さな悩みの種ではありませんか?なかなか生え揃わない、毛量が多すぎるなど、色々あるものです。そこで今回は、赤ちゃんの髪の毛の謎について掘り下げてみたいと思います。また、初めて散髪したときの記念すべき毛髪を記念に取っておける「赤ちゃん筆」についてもご紹介します。
目次
- 赤ちゃんの髪の毛の基礎知識について
- 産まれてすぐは柔らかく細い産毛
- 髪の毛の量には個人差がある
- 月齢とともに髪の毛が変化する
- 髪の毛がない場合や薄いときには
- 生まれてすぐは薄くて当たり前!
- 赤ちゃんが自分で髪を抜く場合も
- 新陳代謝をよくして育毛対策をしよう
- 抜け毛の原因は?対策は必要なのか
- 生後6カ月は生え変わりのため抜ける
- 後頭部の抜け毛は仰向け寝が原因
- 抜け毛は生理現象なので心配ない
- 赤ちゃんの髪の毛は毛玉になりやすい
- 髪の毛がふわふわしてすぐに絡む
- 後頭部を布団に擦りつけている
- できてしまった毛玉の対処法
- 赤ちゃんの髪はいつから散髪するの?
- 前髪が目に入りそうなら検討する
- 自宅でヘアカットするのに必要なもの
- お気に入りのDVDなどで気をそらせる
- 赤ちゃんの髪で赤ちゃん筆を作ってみよう
- 一生に一度しか作れない赤ちゃん筆
- 時期は関係なく5cmほどの髪の長さが必要
- お店は作りたい筆や予算によって選ぼう
- まとめ
赤ちゃんの髪の毛の基礎知識について
産まれてすぐは柔らかく細い産毛
もちろん、赤ちゃんによってはしっかりした産毛が生えている場合もあります。それはパパとママからの遺伝子が関係している場合も多く、個人差もあるので、赤ちゃんの優劣ではないことは認識しましょう。
生え変わるのが遅いことを気にするママもいるかもしれませんが、心配はいりません。誰でも時期が来れば必ず髪の毛が生えてきます。赤ちゃんの柔らかくふわふわな産毛の時期を楽しみながら、ゆっくり見守りましょう。
髪の毛の量には個人差がある
赤ちゃんの毛は妊娠3~6カ月の胎児のときに、赤ちゃんを守る産毛(胎毛)として生え始めるのですが、32~36週ごろになると、たいていは抜けてしまうそうです。一説では、早産だったり生まれの週数が早かったりすると、毛深い赤ちゃんが産まれることが多いといわれていますが、それにも個人差があるようです。
また「ママが食べたものが影響する」「遺伝は関係ない」という説もあるようですが、その説についてもはっきりしたことは分かっていません。
生後間もなくは産毛が濃かったり薄かったりと個人差が見られますが、生後3カ月ころには生え変わり始める赤ちゃんも多いようですよ。
月齢とともに髪の毛が変化する
まず、0~2カ月ごろまでは、髪の毛がふさふさだったり薄かったりと個人差が多く見られます。寝具や床に触れることが多い3~5カ月ごろになると、一部だけが薄くなってしまうこともありますが、それは一時的なものなので心配はいりません。やがておすわりなどができるようになるころには、髪の毛も生え揃ってくるでしょう。
6~8カ月ごろになると、前髪だけが伸びているか、場所によって伸び方が違うこともありますが、9~11カ月ごろになると「結構髪の毛が伸びたなぁ」と実感ができるでしょう。1~2歳ごろになると太い髪の毛も生え揃い、見た目も濃くなります。生まれて初めての散髪を経験するのもこのころになります。
髪の毛がない場合や薄いときには
生まれてすぐは薄くて当たり前!
しかし、やはり薄い原因が病気によるものや遺伝が原因ではないかと心配してしまうのが親心ですよね。ほかの赤ちゃんと比べてしまうのも仕方がないことですが、そこはどっしりと構えましょう。
もし病気などで薄い場合には、新生児期になりやすい「乳児脂漏性湿疹」により頭皮が荒れて、一時的に髪の毛が抜けてしまうことがあるようです。しかしそれも頭皮の状態が改善されれば自然と髪の毛も生えてくるので安心してくださいね。それでも治らなければ、小児科や皮膚科に相談してみましょう。
髪の毛の色が気になる場合も、皮膚や目の色も見て気にならなければ心配いりません。
赤ちゃんが自分で髪を抜く場合も
髪をおもちゃのようにして引っ張り、抜いてしまうのです。しかし、それも成長とともに「髪の毛を引っ張ると痛いんだ」ということが分かれば、しなくなるでしょう。抜いてしまった髪の毛はすぐに生えてくるので心配はいりませんよ。
もし、赤ちゃんが引っ張っているところを目撃してしまったら、どのようにすればよいでしょうか。
そのような場合には叱ったりせず、優しく声をかけてこちらに気を向かせたり、おもちゃをあげて違う遊びに興味がいくようにしてみましょう。
赤ちゃんの気をそらせることが一番効果的であるといえるので、パパにも協力してもらって対策してみてくださいね。
新陳代謝をよくして育毛対策をしよう
赤ちゃんの髪の生え変わりは、新陳代謝が大きく影響します。ですから、母乳や離乳食で栄養をしっかり摂って、たっぷりと睡眠を取ることが大切です。頭皮に汗や汚れがあった場合には、沐浴や入浴時にしっかりと洗い流し、優しく拭いて清潔に保つようにしましょう。
大人のように「赤ちゃんの髪が生えないのは、ストレスが原因?」と心配することはありません。赤ちゃんは基本的にストレスが原因で髪が生えないということはないのでご安心くださいね。
新陳代謝を促すには赤ちゃんの基本的なお世話をすることが一番なのです。規則正しい生活リズムと睡眠を心がけましょう。
抜け毛の原因は?対策は必要なのか
生後6カ月は生え変わりのため抜ける
その要因は、「生え変わり」です。生後すぐからあった産毛が抜けて、いよいよ髪の毛が生えてくるときなのです。薄毛を気にしていたママにとっては待ちに待った瞬間といえるのではないでしょうか。
特徴としては、前頭部から頭のてっぺんくらいまで抜け毛が多く見られます。これは「新生児生理的脱毛」といわれるもので、まったく心配いりません。
心配性のママは、たくさんの抜け毛を見て驚き、病気などを疑ってしまうかもしれませんが、ほとんどがこの生理現象であるので心配は無用です。
赤ちゃんの成長の証しだと思って、気長に見守りましょう。