専業主婦に引きこもりが増えている!その理由と改善策を考えよう
最近メディアなどで取り上げられている「専業主婦の引きこもり」についてご存知でしょうか。スマホやインターネットなどの普及にともない、ずっと家にいても生活ができますので、引きこもりになる専業主婦が増えているのかもしれません。ここでは、専業主婦の引きこもりの増加理由や改善策についてご紹介します。
増加している専業主婦の「引きこもり」
専業主婦の引きこもりとはどんな状態?
一般的に引きこもりの定義とは、6カ月以上自宅に引きこもっていて社会参加していない状態を指すそうです。それでは、専業主婦の引きこもりとはどのような状態を指すのでしょうか。
基本的に人づき合いが苦手であったり、家から出ずに外部と接触する機会がなかったりする状態のママを指します。特に子どもが乳幼児の場合は日々のお世話に追われていて、気づかないうちに引きこもりになっていることもあるそうですよ。
引きこもりになりやすい人の特徴は
引きこもりになりやすいタイプには「人づき合いが苦手」「友人が少ない」「人ごみが嫌い」などが挙げられます。子どもが生まれる前から人づき合いが苦手だったり、どこかへ出かけるよりも家でゆっくりと過ごすほうが好きだったりする場合は、ママになっても引きこもりになりやすいのかもしれません。
また「何に対しても面倒くさがりである」「インターネットが好き」である場合も、引きこもりになるケースが多いようです。最近はインターネットを通じて簡単に買い物ができたり、他人とコミュニケーションを取ったりすることができますよね。この便利さが引きこもりを増加させているのかもしれませんね。
引きこもりの長期化は心の病の原因に
結婚や出産を機に仕事を辞めたり、パパの仕事の都合で引っ越したりすると、慣れない環境で孤立してしまうことも多いです。自分から積極的に周囲と関われるタイプであれば問題ないかもしれませんが、人づき合いが苦手だとどうしても引きこもりがちになりますよね。
長期間の引きこもりは、心の病の原因になることもありますので注意が必要です。専業主婦は1日の大半を家の中で過ごします。自ら外へ出ようとしなければ、社会からどんどん離れてしまいますよね。そのため自己肯定感が低くなったり、最悪の場合はうつ病になってしまったりする可能性が高くなるそうですよ。
引きこもり専業主婦が抱える悩みとは
近所づき合いがうまくいかない
引きこもりになる原因には、もともとの性格やママを取り巻く環境が関係しています。本来は積極的に人と関わるタイプであったのに、近所づき合いがうまくいかないために外へ出たくないという気持ちが強くなってしまったママも多いようです。
「子どもと公園へ出かけても自分だけママ友がいない」「自分から挨拶したり話しかけたりするのが苦手」など、ママによって原因は異なります。どちらの場合も、他人と関わりを持つよりも家でゆっくり過ごしたほうが楽だと考えているママが多いのではないでしょうか。
同じ日々の繰り返しで達成感がない
しかしそんな大変な家事であっても、毎日同じことを繰り返していると手を抜く部分を覚えたり、こまめに掃除をする必要がなくなったりしますよね。一生懸命家事や育児をしていても、仕事のように報酬や実績などの数字で実力を表すことはできないので、達成感ややりがいを得られずに無気力になるママも多いです。
無気力が長く続いた結果、外出することを億劫に感じてしまい、そのまま引きこもりになるケースも珍しくはないそうですよ。
家族としか話さず外見を気にしなくなる
外出するときはばっちりメイクをしていても、家から出ない日はノーメイクで過ごすママもいますよね。特にスーツを着て朝から晩までフルタイムで働いていたママだと、ノーメイクで適当な服を着て外へ出ずに過ごすことが快適に感じるかもしれません。
このように引きこもりになると他人と接する機会が減りますので、メイクやファッションの流行に疎くなったり、知らず知らずのうちに体重が増加したりすることもあるので気をつけましょう。
ネガティブな気持ちにならないために
自分と他人を比べない!自分を受け入れよう
自己肯定感が低いと、すべての物事に対してネガティブになりがちです。他人と自分を比べてしまい、落ち込んでしまうこともあるでしょう。例えばママ友が欲しくて公園へ出かけたものの、「私なんかに声をかけられても嬉しくないのでは」と考えてしまい、自分から声をかけることができないママもいますよね。
待っているだけでは何も変わりません。他人と自分を比べる必要はありませんので、今の自分を受け入れるようにしましょう。自分を受け入れることができると、自然と相手のことを尊重できるようになりますよ。