秋の出産準備に迷うママへ。ポイントは気温差対策と乾燥対策
秋はママや赤ちゃんにとって過ごしやすい季節ではありますが、気温の変化が激しいこともあり、どのような赤ちゃん用品を準備するとよいのか悩む方もいるでしょう。ここでは、気温差対策ができる服装選びや赤ちゃんに必要な乾燥対策、おすすめの保湿グッズなどをご紹介します。
夏冬の間の季節で悩む赤ちゃんとママの服装
厚手のものより薄手のものを重ね着で
秋に生まれてくる赤ちゃんの服装は、厚手のものよりも薄手のものを重ね着するとよいですよ。新生児の頃はお家のなかで過ごすことが多く、外に行く回数が少ないですよね。室内はエアコンがきいており暖かいので、厚手のものだと赤ちゃんが暑く感じてしまうかもしれません。
薄手のものだと、部屋の温度や赤ちゃんの様子を見ながら脱ぎ着ができますよね。赤ちゃんは大人よりも体温が高く汗をかきやすいので、赤ちゃんに合わせて重ね着を調整しましょう。
マスク等でママの感染症予防も忘れずに!
とくに、妊娠中に感染症にかかると症状が重症化する危険性があります。妊娠中は免疫力が低下するため感染症になるのを防ぐために、マスクなどで予防しましょう。
妊娠中に感染症にかかると、ママに症状が出るだけでなく、お腹のなかの赤ちゃんに影響が出る恐れがあります。赤ちゃんが健康な状態で生まれてこられるように、まずはママがしっかり予防することが大切です。感染症が流行る時期はマスクで予防するほかに、人の多い場所には行かないようにしたほうが安全ですよ。
防寒グッズは落ち着いてから用意してもOK
防寒グッズは、育児が落ち着いてから購入しても遅くはないでしょう。とくに、車で移動するママは外で過ごす時間が少ないので、防寒グッズを用意しても使わずに済むかもしれませんね。
赤ちゃんとの生活に慣れてお出かけする予定ができたときに、赤ちゃんの体の大きさや成長に合った防寒グッズを選ぶとよいですよ。手袋やニット帽、靴下、ネックウォーマーなど、赤ちゃんのものはデザインが可愛いものも多く、選ぶのが楽しいでしょう。
秋の乾燥のために保湿対策はしっかりやろう
秋生まれは乾燥注意!アトピーに気をつけて
アトピーの原因ははっきりとは証明されていませんが、生まれ持った体質だけでなく乾燥肌、敏感肌の子に起こりやすいといわれています。秋に生まれた赤ちゃんは、気温が低く空気が乾燥する時期を月齢が低いときに経験するため、ほかの季節に生まれた子に比べるとアトピーになる可能性が高いといわれます。
室内にいても空気は乾燥するので洗濯物を部屋干しする、加湿器を使うなど、乾燥対策をしましょう。
知っておきたい乾燥リスクの進み方
1.お肌が乾燥でカサカサになる
乾燥の始めは見た目では分からないことが多いので、触ってカサカサしていないかを確認しましょう。
2.頬が赤くなる
乾燥が進むと赤ちゃんの頬が赤くなり、粉がふくことがあります。
3.湿疹やかゆみが出る
ブツブツした湿疹が出て、赤ちゃんがお肌を頻繁にかくようになります。
4.乳児湿疹が慢性化すると、アトピーを発症する危険性が高い
湿疹がひどくなるとジュクジュクに炎症を起こし、アトピーになる危険性が高まります。
新生児期からの保湿の重要性
赤ちゃんのカサカサしているお肌を放置すると、乾燥で粉をふくだけでなく、ちょっとした刺激を受けただけでもお肌の角層が剥がれてしまいます。バリア機能が低下してから保湿液を付けると、化粧品の成分が刺激になってお肌が炎症を起こす可能性があります。
一度お肌が炎症を起こすと、完治するまでに時間がかかり赤ちゃんもかわいそうですよね。お肌がカサカサする前に、毎日お風呂上がりにローションを塗るなどして赤ちゃんのお肌を保湿しましょう。
赤ちゃんにおすすめの保湿グッズ
ママ&キッズベビーミルキーローション
しっかりお肌になじみサラッとした質感のため、オールシーズン活用できるでしょう。赤ちゃんのお肌にしっかり潤いを与えて、バリア機能を高めるサポートをしてくれますよ。
全身に塗ることができるタイプなので、入浴後は全身に塗って朝は顔だけ塗るなど、乾燥が気になる部分はこまめに塗るとよいかもしれませんね。赤ちゃんだけでなくママも一緒に保湿して、産後のお肌をケアしましょう。