いつから子どもは正しい音程で歌えるの?楽しく歌って音感を育てよう
子どもと歌を楽しむときのポイントとは
まずは一緒に楽しく歌おう!
生まれる前から親しんでいるパパやママの声は、子どもの耳に一番よく届きます。テレビやCDからの音楽だけでなく、まずは一緒に楽しく歌いましょう。
機械で再生する歌は、一律同じ調子で、ボリュームも変わりませんが、パパやママの歌なら、テンポを変えたり、声の大きさを調整したりがしやすいです。子どもが喜んでいるようなら、ちょっとだけ歌詞を変えたり、音程を変えたりすることもできますね。歌詞の中に、子どもの名前を入れて歌うのも、親子だからできる楽しみ方です。
歌だけでなく手遊びも取り入れてみよう
まずは、歌と同じく、気持ちの安定につながります。手遊びでスキンシップをとると、「愛情ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンという物質が脳内で分泌され、情緒を安定させてくれます。
そして、想像力が養われます。手遊びは、目の前に絵や映像があるわけではありませんが、指をなにかに見立てたり、なにかになりきったり、想像しながら楽しむ遊びです。そんな中で、想像力を養うことができるでしょう。
また、いつでもどこでも、道具を使うことなく遊べます。電車やバスでの移動時間や、ちょっとしたすきま時間にも遊べます。1人でもできますが、やはり、パパやママと一緒に遊ぶのが楽しいですよね。
子どもが音楽は楽しいと思えることが大切
音楽に親しむためには、子どもが、「音楽が楽しい」と思えることが重要です。そして、「ほめられてうれしい」「心地よい」という経験こそが、「音楽が楽しい」という気持ちにつながるのです。
子どもは、「楽しい」と感じることには積極的です。積極的になることで、さらに自信がついて、色々なことにチャレンジするようになります。この好循環が、子どもの音感を育てることになります。
まとめ
パパやママが歌が苦手だとしても大丈夫です。音痴が遺伝することはほとんどありません。生活の中で音楽と触れる機会を増やすことで、子どもの音感を育てることができます。
歌には脳への刺激や、心理的によい効果も期待できますので、手遊びなども取り入れながら、親子で一緒に音楽を楽しんでくださいね。