音痴なママでも自信を持って!ママが歌うと子どもに笑顔の花が咲く
子どもと一緒にいるとき、ママが子どもに歌を歌って聞かせる場面は多いですよね。でも「音痴で歌に自信がない」「子どもに音痴な歌を聞かせてしまうと悪い影響があるかもしれない」と、歌うことに消極的になっているママもいるかもしれません。でも心配はいりませんよ。音痴なママでも自信が持てる情報を紹介します。
目次
- 子どもにとってママの歌声が世界一な理由
- 胎児のころからママの声は最高のBGM
- ママの歌声には愛情がたっぷりこもっている
- ママの優しい歌声は子どもを笑顔にする
- 歌うことに自信がないときの乗り切り方
- アップダウンの少ない歌をチョイスして
- 体を動かしながら子どもと一緒に歌おう
- CDに合わせて歌える部分だけ歌ってみよう
- 音痴なママでも歌いやすい三つの歌
- 日本を代表する子守歌「ゆりかごのうた」
- 触れながら歌おう「一本橋こちょこちょ」
- 弾むように楽しく「あたまかたひざぽん」
- 子どもを音痴にさせない対策も忘れずに
- 身近な音に反応する「音育」が大切
- 大きな声で楽しんで歌うことを教えよう
- 子どもの歌を聞いたらたくさん褒めよう
- まとめ
子どもにとってママの歌声が世界一な理由
胎児のころからママの声は最高のBGM
ある研究で、子どもは「ハイトーンで抑揚がある音」に最もよく反応するということが分かっています。そのハイトーンと抑揚を助けてくれるのがメロディーです。つまり歌を歌って聞かせればよいということになります。
また、お腹の中にいるころから聞いているママの声は、子どもにとって安心そのものであり、気持ちを落ち着かせる音でもあります。そんなママの歌声は、赤ちゃんにとって、どんな音楽よりも心を満たし、精神を安定させます。
つまり、ママの歌声は子どもにとって最高のBGMなのです。ぜひ積極的に歌いかけてみましょう。
ママの歌声には愛情がたっぷりこもっている
小さな子どもにとって、ママの歌声は最高のコミュニケーションです。「歌いかけられる」ことで、子どもはママからの愛情を全身で感じることができます。
子どもは、まだ言葉を十分に理解できない時期でも、ママが歌いかけると嬉しそうな笑顔を見せてくれることがあります。言葉の意味は分からなくても、歌にこめられたママの愛情は伝わるのでしょうね。
大好きなママの歌声だからこそ、絆が深まり信頼を築くことができます。音痴だとか、音がずれているとかは、子どもにとっては、あまり関係のないことなのです。
ママの優しい歌声は子どもを笑顔にする
ですから、子どものそばで、即興でも鼻歌でもよいので、優しく歌声を聞かせましょう。ママが楽しみながら歌っていると、子どもも自然に笑顔になっていきます。
また、歌のリズムに合わせて、子どもの体を揺すったり、手をとって踊ったりするのもよいでしょう。大好きなママから愛情を感じながら、自然と音楽のおもしろさや心地よさに気づいていきます。そして、一緒に歌ったり、踊ったりすることが、子どもの感受性を豊かにすることにも繋がります。
歌うことに自信がないときの乗り切り方
アップダウンの少ない歌をチョイスして
まず、音域が広くて、音程のアップダウンが激しい曲は避けましょう。自分の声をうまくコントロールできないかもしれません。
できれば、音域が1オクターブ以内で、アップダウンの少ない曲を選びましょう。そして、なるべく地声に近い声で歌える曲を探してみることをおすすめします。
また、しっとりと歌い上げるスローなバラードは、声量や抑揚をコントロールするテクニックが必要なので、避けた方が無難です。歌詞がたくさん詰め込まれたラップやテンポの速い曲もNGです。行進するぐらいの速さのミドルテンポな曲がおすすめです。
体を動かしながら子どもと一緒に歌おう
歌を歌うと、感情をつかさどる右脳が活発になるため、感性が豊かに育つそうです。さらに動きをつけることで、脳への刺激が加速されます。子どもにとってもよいことがたくさんです。
手遊びや振りつけのある歌は、それらをそのまま取り入れてもよいですが、テンポのよい歌を歌うときには、子どもに動きを自由に表現してもらうのもおもしろいです。子どもの個性が出て、見ていて楽しいですよ。ママの歌が苦手なことなど、すっかり忘れてしまいます。
CDに合わせて歌える部分だけ歌ってみよう
音楽CDをかけて一緒に歌いましょう。すべてを歌う必要はありません。好きな部分だけとか、サビの部分だけとか、歌える部分だけをCDに合わせて歌ってみましょう。
CDの音に自分の声を重ねることになるので、どこがどうずれているのかが分かり、よい練習になります。何度も繰り返しているうちに、CDとピッタリ重なるようになり、気持ちよく歌えるようになりますよ。
子ども用CDをかけて、子どもと一緒に歌うのも楽しいですよね。たとえうまく歌えなくても、子どもの音楽への興味や関心を育むことができます。