妊娠中にこむら返りが起こる理由。起こったときの対処法と予防法

2019,8,8 更新

カルシウムを摂取するなど食生活で予防

こむら返りの原因の一つであるミネラル不足。とくに筋肉の働きに大きな役割を持つカルシウムやマグネシウムが不足しないよう、食生活を見直してみましょう。

カルシウムを多く含む食品には
・牛乳や乳製品
・大豆や大豆製品
・骨ごと食べられる小魚
・海藻類（ひじきやわかめなど）
・緑黄色野菜（小松菜や青梗菜など）
などがあります。

マグネシウムを多く含む食品には
・魚
・果物
・野菜
・大豆や大豆製品
・ナッツ類
などがあります。

水分摂取も予防法の一つです。水分が不足すると筋肉細胞の働きに関わる電解質のバランスが崩れてしまい、こむら返りが起きやすくなります。こむら返りは就寝中に起きやすいため、就寝前を中心に積極的に水分を摂取しましょう。

着圧ソックスでむくみを予防

着圧ソックスはむくみ対策に効果的なアイテムとして知られていますね。実はそれだけでなく、こむら返りの予防効果も期待できるのです。

着圧ソックスを履くと足首から太ももへかけて圧がかかります。それによりリンパ液や老廃物の流れ、また血液の流れが整いやすくなり、血流が改善して血行がよくなることでこむら返りを予防することができます。

多くの妊娠中のママの悩みである、こむら返りやむくみを改善してくれる着圧ソックスは、元々医療用品でした。足に適度な圧をかけるため、特別な生地が使用されています。

最近では家庭用の着圧ソックスもたくさん販売されていて、手軽に利用することができます。お気に入りのデザインを見つけて、気分が上がるこむら返り対策をしましょう。

まとめ

こむら返りは妊娠中に起こりやすく、多くのママが不快に感じている症状です。原因はミネラル不足や血行障害だといわれています。

こむら返りになったときは、足を伸ばしたり温めたりして対処しましょう。また立って歩くことも有効なので、痛みでどうしてよいかわからないときにはとりあえず試してみてください。

不快な症状であるこむら返りを起こさないためには、運動習慣や食習慣の改善、また着圧ソックスも有効です。色々試して自分に合った改善法を見つけ、妊娠中の不快な症状を減らしてくださいね。