チャイルドシート装備のタクシーはあるの?安全な乗車のための豆知識
チャイルドシートなしで安全に乗車する方法
抱っこのときは大人だけシートベルト着用で
「大人だけがシートベルトをして、子どもは膝の上に乗せるか、抱っこ紐で固定」するのが一番安全とされています。シートベルトをするのは大人だけ?という疑問が浮かびますが、そこにはちゃんと理由があります。
それは万が一、タクシーが急停止してシートベルトがロックされたとき、シートベルトとママの間にはさまっている子どもが締め付けられる危険性があるからです。
大人用のシートベルトは、ある程度の座高が必要になるので、子ども(特に乳幼児)には使えないと思っておいた方がよいでしょう。
よって、シートベルトをした大人の膝の上で抱っこが、一番安全とされているのです。
1人で座れるときは後部座席の真ん中が安全
1人で子どもが座る場合、一番安全なのは「後部座席の真ん中」だとされています。理由は、真ん中にある2点式のシートベルトが子どもには安全であるということ、また万が一、左右どちらから追突をされても、ドアまでの距離が一番遠いためといわれています。
後部座席の真ん中は一番嫌われる席ですが、意外にも一番安全とされていたのですね。しかし、あくまで真ん中に2点式のシートベルトがあることが条件に含まれていますので、もしなかった場合には、助手席の後ろか、運転席の後ろに座らせましょう。
できれば1人だけでは座らせず、大人の膝の上で抱っこしてあげる方法で乗車することをおすすめします。
子連れで役立つ便利な商品を使おう
まずは「ベビーシート」です。最大の特長は、家の中では「ロッキングチェア」として使え、外に持ち運びに便利な「キャリー」、タクシーやレンタカーにも取り付けられる「チャイルドシート」と、1台3役の役割を果たすのです。
新生児から1歳くらいまでの、予防接種や定期健診、お宮参りなど、車を使って外出する場面が多い時期に活躍してくれそうです。
3歳頃から使える便利グッズが「携帯型チャイルドシート」です。折りたたむことができて、バッグやダッシュボードの中にも入るサイズになります。3点式シートベルトがあれば簡単に取り付けられ、3歳から11歳まで使えるのもうれしいポイントです。
まとめ
タクシーではチャイルドシートがなくても、シートベルトをしたパパやママの膝の上でしっかり子どもを抱っこしてあげるのが、一番安全な乗り方だということが分かりました。
でも、より子どもの安全を考えたら、レンタルや携帯型でもよいので、チャイルドシートの準備はしておいた方がよさそうです。
最近は子育て支援サービスを実施しているタクシーも増えています。賢く使って、安全快適なお出かけを楽しんでください。