4歳の男の子が喜ぶ遊び方とは?成長に合った楽しい遊び方のヒント
頭や手先を使った遊びも取り入れよう
想像力が膨らむごっこ遊びは男女問わず人気
おままごとというと女の子の遊びと思いがちですが、男の子も大好きです。ママやパパ、それにおばあちゃんやおじいちゃんなど身の回りの家族になりきって遊ぶため、ときにはママの意外な癖をまねていることもあります。
戦いごっこや電車ごっこ、バスごっこなど男の子ならではのごっこ遊びもあります。ママから見ると危ないと思う戦いごっこも、ヒーローになりきって「大好きなママを悪から守るんだ」と言いながら遊んでいる姿を見ると愛おしいですよね。なりきりすぎて怪我をしないよう見守りましょう。
切ったり貼ったり工作も大好き
工作に使う材料は身の回りあるもので構いません。ラップなどの芯材や、ハギレ、糸くず、折り紙などを準備すれば、あとは自分の想像力を働かせて自由に工作を楽しみますよ。
工作を作っている途中で何を作っているのかを聞いたり、途中でママが手出しをしてしまったりすることは避け、工作に没頭できる環境になるとよいですね。無限の想像力で作品作りに取り組みます。どうしてもできない、難しい場面だけ、ママが少しお手伝いをしましょう。
頭をフル活用してトランプにも挑戦
数字を理解できる子どもなら「神経衰弱」ができます。「数字合わせ」などわかりやすいゲーム名に変えるとよいですね。
数字の順番がわかる場合は「七ならべ」や「ビック・オア・スモール」などのトランプゲームもできます。手持ちのカードを7を中心に数並べをするゲームや、数の大きい小さいを当てるゲームは、単純ですがママも楽しめますよね。
数字の理解がまだ難しい場合には、マークを合わせていく「ぶたのしっぽ」というトランプゲームもあります。
4歳の壁?遊びの中で起こるトラブル
お友だちとケンカになってしまう
4歳ごろは「人」に対して興味を持ち、人と関わることを好みます。大人よりも子ども同士、情報交換をするようにおしゃべりを楽しみます。また、お友だちをライバルとみなし競争心が芽生え、「大好きだけど負けたくない!」という気持ちが大きくなるのでケンカになりやすいのですね。
4歳同士、お互いの主張がぶつかってケンカになってしまったときは、2人の言い分をよく聞いて、どうすればよいか自分で考え、仲直りできるようなアドバイスをしましょう。
負けたことが悔しく認められない
これは「負けたくない!」という強い気持ちがある故ですが、同時に「負けることを認められない」弱点にもなり得ます。これからの人生、挫折しないで乗り越えていくのは難しいですよね。
ママはわざと負けたり機嫌を取ったりするのではなく「負けることは悪いことではない」「最後までやり遂げることが大事」と伝え、成功体験だけでなく挫折体験も大事にしましょう。
ルールを指示されることを嫌がる
ルールのある遊びができるようになる一方、それを指示されることを嫌がるのでスムーズに遊べない、そのことにまたイラ立つといった悪循環が生まれます。そんなときは、まず淡々とルールを説明してみましょう。
そのとき遊ばなくても、子どもは頭の中に一生懸命ルールを叩きこんでいるはずです。ママとパパが子どもの前で遊んでみてもよいですね。
反抗的な態度をしても心の中では大人のように遊びたくて仕方ないのです。お友だちと遊ぶときに、自慢げにルールを説明する姿が見られるかもしれませんよ。
まとめ
ただし、自分ができる範囲を理解できていない部分もあるため、大きな怪我につながる行動もしがちです。そのため、目を離さずに見守る必要があります。すぐにママが手を差し伸べるのではなく、本当に危ないと感じたときに手を出すようにしましょう。