可愛い新生児期を写真に収めよう!上手な撮り方や整理の仕方をご紹介
新生児期の記録としても写真を撮ろう
退院した日は記念に写真を撮っておこう
おくるみにくるまった状態でもよいですし、退院時に自分の服を着せるときにベビードレスを着せて撮影するのも、記念写真らしくてよいですよ。
撮影のタイミングは、帰りの服に着替えているときや、お世話になった先生や助産師さんとの記念写真、生まれた産院の前で産院名が分かるようにして撮る記念写真、初めて家にきた記念写真などがあります。
フォトスタジオのカメラマンに出張撮影をしてもらうという方法もあります。これならば撮り忘れるということはないですよね。
授乳、沐浴などの日常の姿も撮ろう
授乳フォトは、プロのカメラマンに依頼するママもいるようです。家族が撮るものよいですし、赤ちゃんが一生懸命おっぱいを飲んでる可愛い顔のアップは、ママが自分で撮影することもできますよ。
緊張しながらも優しく赤ちゃんを沐浴をさせているところを撮影しておくと、ママ、パパ、上の子と、みんなが赤ちゃんを大切にしている姿を残せます。
泣き顔を撮るのは気がひけるママもいるかもしれませんが、思いっきり泣いて自己主張するのは大切な日常の一つです。赤ちゃんが泣いたとき、たまには「シャッターチャンスだ」とカメラを向けるのもよいですよ。
赤ちゃん用品だけ撮るのも思い出になる
大切な人からお祝いにいただいたものは、捨てるのがもったいないですよね。でも使う時期は限られているものがほとんどです。記念に写真に撮って大切に保管してみましょう。
赤ちゃんのお気に入りのおもちゃなども大切な思い出です。「持つと離さなかったね」「楽しそうに遊んでたよね」など、いつまでも思い出として残りますし、子どもが大きくなったときに、そのものにまつわるエピソードを話すのもよいですよ。
毎日使っている哺乳瓶などを撮るのもおすすめです。本当にお世話になったものですからね。ぜひ記念に撮っておきましょう。
新生児の写真を撮るときに気をつけたいこと
室内の温度に注意して撮影する
赤ちゃんを裸にして撮影するときには、エアコンの室内温度を高めに設定しましょう。少し汗ばむ28℃前後がちょうどよい室温です。
赤ちゃんが暑がっているのか寒がっているのかは、赤ちゃんの様子でもわかります。暑いときには、背中などに汗をかいていたり、顔がほてっていたり、ぐずぐず機嫌が悪くなったりします。逆に寒いときには、手足やお腹や背中が冷たくなっています。
撮影中は裸になったり衣装を着たりするので、ママは赤ちゃんの様子を観察しながら撮影しましょう。
あれもこれもと長時間の撮影はNG
赤ちゃんの拘束時間を少なくするには事前の準備が大切です。どのようなものを撮るのか、必要なものは何なのかをしっかり計画して、よいタイミングですぐに撮影できるように準備しておきましょう。
また、あれもこれもと、たくさんのパターンを詰め込みすぎると、だんだん赤ちゃんの機嫌が悪くなって、よい写真が残せなくなってしまいます。ママも日々の育児で疲れがあるので、無理しないでくださいね。
また、考えたパターンすべてを撮影しようとは考えないのも一つのやり方です。優先順位を決めて、撮りたい順番に撮影していくとよいですよ。
無理な姿勢をさせるのはやめよう
頬杖とまでいかなくても、首のすわっていない新生児を座らせたりと、赤ちゃんに無理な姿勢で撮るのは危険ですので、赤ちゃんに負担をかけない姿勢で撮影しましょう。
赤ちゃんは日々成長していきます。月齢に合わないポーズは、その月齢に達してから撮ればよいので、赤ちゃんの今だけしか撮れない姿を写真に残しましょうね。
撮った写真をSNSに載せるときの注意点
赤ちゃんの写真を悪用される危険がある
写真はネットに載せた時点でいつ誰に見られてもおかしくありません。検索により不特定多数の人が見ることができ、トラブルに巻き込まれることも少なくはないのです。
【他人が使用してしまう】
他人がネットで見つけた画像を自分の子のようにアップロードしたり、ステマといい、商品やサービスの宣伝に一般人の口コミとして勝手に写真を利用する例があります。2ちゃんねるなどではひどい使い方をする人もいます。また児童性愛者が悪用することもあります。
【ストーカー・誘拐】
写真の背景にある電柱や印象のある建物や写真についている位置情報から住所を特定することができてしまいます。それを悪用してストーカーをしたり誘拐をするという事件もあります。また自宅が特定されないからと、旅行中の写真を撮ったその場でアップロードしながら周るのも危険ですよ。
悪用されないように対策をしよう
【写真を載せる年齢】
強制わいせつ被害の27.9%が小学生です。赤ちゃんの顔はだんだん変わっていきますが、幼稚園に通っている3年間の間に小学生の顔に近づいていくので、いつまで写真を載せるのかを考えておきましょう。
【場所を特定する情報】
GPSがついているもので写真を撮ると、写真に位置情報が入るようになっています。ですから、GPSの位置情報を切って撮影するようにしましょう。また場所を特定できる背景は消すなど、ひと手間加えることも場所を特定されないことにつながります。家の近所の情報のハッシュタグも書かないようにしましょう。
【公開範囲】
SNSには公開範囲の設定ができます。公開範囲を狭めるほど危険にあう確率は減ります。就職、結婚、出産など、ライフスタイルにより書き込む情報や友だち登録する人が変わったりしますよね。SNSの公開情報は、最小にしておくのが一番ですが、ライフスタイルが変わったときに見直してみるとよいですよ。
撮った写真を可愛くおしゃれに飾ろう
マスキングテープなら簡単に可愛くできる
マスキングテープは、手紙やラッピングに使う人も多いですが、壁に貼ってもきれいに剥がせるので、賃貸でも気にせず使えます。
写真を壁に貼るだけでも、おしゃれに見えるのがマスキングテープのよいところです。きちんと貼るのもよいですが、あえて適当に貼っても可愛く仕上がりますよ。
また、写真を壁に貼って、周りにマスキングテープの枠を貼るだけでもきれいに仕上がります。枠の貼りかたはいろいろあるので、どんなイメージに仕上げたいかによって、色や形を決めるとよいでしょう。貼りかたは画像検索してみるとたくさん出てくるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
紐で吊るすだけでおしゃれな作品になる
材料はお好きなもので。紐は、麻紐、たこ糸、毛糸などがあります。留めるものは、目立たないちいさなマグネットで挟んだり、クリップで留めたり、マスキングテープでつけたりします。
簡単な飾り方でしたら、ガーランドのようにして紐につけて飾ったり、縦に吊るした紐につけていったりする方法があります。
小物も吊るして一つの作品に仕上げる方法もあります。
海のイメージで貝殻を一緒に吊るしたり、造花やドライフラワーを一緒に吊るしたり。その写真にまつわる想い出の物を使うのもよいですよ。
飾る場所は、壁だけではなく、コルクボードにピンで紐を留めて写真を吊るすこともできます。
手作りフレームで素敵なインテリアになる
フォトフレームのDIYは、あまり得意でない人にも挑戦しやすいです。材料を100均で揃えることもできるので手軽に始められますよ。
基本の型はシンプルなフォトフレームを買ったり、自分でダンボールで作ったりすることができます。接着アイテムは、グルーガンやボンド、紙粘土は接着材料のほかに飾りや下地として使えますよ。
フレームにつける飾りは手芸やDIYの材料の店に行くと手に入ります。ボタン、貝殻、タイル、造花、木の実、パスタ、ビーズ、布、リボン、紐など、イメージに合ったものを用意してくださいね。
たくさん撮った写真を整理する方法
写真の整理はアプリに任せよう
クラウドストレージサービスのアプリは、パソコン、スマホ、タブレットからアクセスが可能で容量も多い傾向にあります。アルバムアプリは、機能が豊富で楽しめます。SNSのアプリは、人と一緒に楽しむのに便利です。しかしネット上に公開するという形になるため、個人情報は心配です。
また「有料」「条件つきで無料」「無料」という選択肢や、アップロードすることが可能な容量も判断基準になりますよ。
また、アプリのサービスが終了する可能性もあるので、複数のアプリに保存している人もいます。
アルバムを作るのもおすすめ
【イベントごとに作る】
誕生日や旅行など、節目のできごとや大きなイベントごとにアルバムを作るのもよいですよ。コメントやイラストを自由につけられるのもあるので、楽しみながら作れます。
【決まったペースでアルバムを作る】
1年に1冊など、ペースを決めてアルバムを作るのもよいですよ。作るペースが決まっていれば、習慣にしやすく長続きしますよ。
しっかりコメントを入れたい人は、少ない枚数で作り、とにかく枚数が多い人や、コメントはそこまで必要ない人には、写真を大量に入れられるインデックスアルバムがおすすめです。
手作りアルバムなら自分好みにできる
ポケットタイプのアルバムは、台紙についたポケットに簡単に入れられ、一度入れても入れ替えられるのがよいところです。コメント欄があるものと無いものがあります。保管しやすいようにA4サイズで統一したり、小さいサイズで祖父母の家に持って行ったりするのもよいですね。
フリー台紙タイプは、写真をななめに貼ったり好きな形に切って貼ったりと、ページ内を自由にレイアウトできます。イメージやテーマを決めてデコレーションしていきましょう。デコレーションは、自分で切って作ってもよいですし、出来上がっているものを買って使うのもよいですよ。
まとめ
写真の保存方法はたくさんあります。途中でやめてしまわないよう、自分に合った方法を選んでくださいね。「手作りアルバムを作り続けられるか分からないけれどやってみたい」という人は、幼稚園や保育園で購入する写真を整理するときに作ってみるのも一つの方法です。
子どもが大きくなってから「赤ちゃんのころの写真が見たい」といったときに、手に取って一緒に見ることができたらきっと楽しいですよ。