夜間断乳のやり方を知ろう!始めどきや成功するためのポイント
先輩ママから「夜間断乳をしてから子どもが夜起きないから楽になったよ」と聞いたことはないですか?夜間断乳はママと子どもにメリットがいっぱいあります。スムーズに開始するためには事前準備や焦らず進めることが大切です。ポイントを押さえて成功させましょう。
目次
- 夜間断乳の始めどきやメリットについて
- 夜間断乳とは夜の間だけ授乳をやめること
- 始めどきの目安は1歳を過ぎたころから
- ママも子どもにもメリットがいっぱい
- 焦らず進めよう!夜間断乳のやり方について
- 長時間眠れるように生活リズムを整えよう
- 子どもに夜おっぱいを飲まないことを伝える
- まずは3日間、泣いてもじっと我慢
- 夜間断乳を成功させるためのポイント
- 夜間断乳にはパパや家族の協力が重要
- 夜熟睡できるように昼間にいっぱい遊ぼう
- 寝る前にママとのスキンシップで安心を
- 先輩ママの夜間断乳の失敗と成功から学ぼう
- 夜間断乳が日中の授乳地獄の引き金に
- 夜間断乳のつもりが完全断乳に成功
- 予定より早く卒乳が訪れることもある
- まとめ
夜間断乳の始めどきやメリットについて
夜間断乳とは夜の間だけ授乳をやめること
夜に授乳をするためには、ママは夜中に何度か起きる必要がありますね。授乳をやめると赤ちゃんもママも起きる必要がないため、睡眠時間を確保することができます。
そのため夜間断乳は、睡眠不足に悩んでいるママにとくにおすすめです。「始めてからぐっすり眠れて体調がよくなった」というママはたくさんいるようです。
夜間断乳を始めても、昼間の授乳はこれまでどおり続けます。本格的な卒乳や断乳の前に「慣らし」の目的で始めるママもいるようです。職場復帰を控えているママや、次の赤ちゃんを計画しているママにもおすすめです。
始めどきの目安は1歳を過ぎたころから
年齢や月齢ではなく、子どもの成長を見て開始時期を決めたママもいます。例えば「夜に子どもが長時間眠るようになった」「離乳食をしっかり食べるようになった」などのタイミングは、開始する目安になるようです。
また6~8カ月ごろの、月齢の低いうちから始めるママもいます。早くから始めるママは、仕事復帰や夜の睡眠時間の確保などが目的であることが多いようです。
子どもの成長やそれぞれの都合と照らし合わせながら、開始のタイミングを見定めてくださいね。
ママも子どもにもメリットがいっぱい
まず、夜に授乳をしないのでママが夜中起きる必要がなく、夜の間眠れて疲れがとれやすくなります。睡眠時間確保のために夜間断乳を開始するママもいるくらいですから、これは大きなメリットですね。
また母乳育児をしているならおっぱいトラブルを少なくできます。乳腺炎や乳首を痛めるリスクを軽減できますよ。
また、子どもは夜にまとまった十分な睡眠がとれるので、寝起きがよくなる傾向があります。添い乳で寝ていた子どもは添い乳なしで寝るようになるため、夜中におっぱいを探して泣く、ということが無くなっていきます。添い乳をやめることで虫歯にもなりにくくなるようです。
焦らず進めよう!夜間断乳のやり方について
長時間眠れるように生活リズムを整えよう
夜間断乳を始めるために大切なことの一つが「生活リズムを整える」です。起きて寝るまでの生活リズムを整えることで、夜中の快眠につなげることができます。
基本は早寝早起きです。起床時は朝日をしっかり浴びましょう。お昼寝は月齢にもよりますが、1時間程度にとどめておくと夜の睡眠を妨げません。
起床と就寝、お昼寝の時間だけでなく、食事や風呂の時間もできるだけ一定にします。そうすることで子どもが夜寝るときに「寝る時間だ」と自然に理解して、寝かしつけやすくなりますよ。
子どもに夜おっぱいを飲まないことを伝える
伝えるときは「もうすぐ、ねんねのおっぱいはバイバイよ」など、子どもにわかりやすく優しく話しかけます。もちろん赤ちゃんが完全に理解することは難しいですし、伝えていてもスムーズに開始できないケースもありますが、何度も話をするうちに少しずつ理解していくようです。
あるママは「言い聞かせておいたので、スムーズに夜間断乳ができた」のだそうですよ。このママに限らず、事前に伝えることで夜間断乳を楽に開始できたケースは少なからずあります。ぜひ試してくださいね。
まずは3日間、泣いてもじっと我慢
もちろん中には、あっさりと成功してしまう、ママにはありがたい子どももいます。子どもにより様々ですが、開始したら3日間はやめずに継続しましょう。
泣いたら抱っこやおんぶなどであやして、根気強く授乳以外の寝かしつけをします。子どもは徐々に慣れていくものなので、泣いても我慢して続けましょう。成功すれば夜の間、ゆっくり眠ることができますよ。
もし4日目以降も泣き続けるようなら、その子にはまだ早かったと考えていったん中止します。焦らず引くことも大切です。