夜間断乳のやり方を知ろう!始めどきや成功するためのポイント
夜間断乳を成功させるためのポイント
夜間断乳にはパパや家族の協力が重要
ママひとりでは大変です。こんなときはパパや家族に協力してもらいましょう。
協力者がいると交代で子どもをあやすことができるので、ママはずいぶん楽になります。「3日間だけお願い!」と事前に説明しておくと、スムーズに協力してもらいやすいですね。
子どもも、ママよりパパやほかの家族にあやされる方が眠りやすい傾向があります。ママはおっぱいの匂いがして、欲しがって興奮してしまうのだとか。思い切って3日間はママは別の部屋で寝て、パパや家族にお任せするほうがよいかもしれませんね。
夜熟睡できるように昼間にいっぱい遊ぼう
昼間は体を使っていっぱい遊びましょう。そうすることで子どもは疲れて、夜に熟睡しやすくなりますよ。
とくに「今日から始める」という日には、とにかくしっかりと遊んで疲れた状態にしておくことがポイントです。活発な子なら外遊びが必要になるので、事前に天気予報もチェックしておきましょう。
せっかく昼間にいっぱい遊んでも、長い昼寝をしてしまうと夜眠りにつきにくくなります。昼寝は短めにしましょう。また寝る直前に激しい遊びなどをすると刺激で眠れなくなるので注意してくださいね。
寝る前にママとのスキンシップで安心を
夜間断乳では、子どもによってはスキンシップが不足して精神的に不安定になってしまうようです。不安を感じることから、少し姿が見えなくなるだけでママを求めて泣き出すようになる子もいます。
子どもに安心を与えるため、寝る前にはたくさんママとスキンシップをして心の寂しさを補いましょう。ギュッと抱きしめる、またたくさん抱っこすることで、子どもの心は安定しやすくなります。
たくさん笑いかけたり「大好き!」など愛情を表現する言葉を伝えたりすることも有効です。愛情表現をして、安心できるようにしましょう。
先輩ママの夜間断乳の失敗と成功から学ぼう
夜間断乳が日中の授乳地獄の引き金に
あるママの体験によると、夜間断乳1日目の夜を子どもを号泣させながらもなんとか乗り切った翌日、子どもが朝から晩まで授乳をせがむようになったそうです。今まで日中3回だった授乳が20回以上にもなり、昼間の授乳地獄に陥ってしまったのです。
もちろん、その夜も子どもは泣き続け、結局夜間断乳は断念してしまったんだとか。朝日が昇ってから待望のおっぱいを目にしたときの子どもの顔が忘れられず、もうちょっと授乳を続けようと思ったそうです。
夜間断乳のつもりが完全断乳に成功
そこで、ママはおっぱいのことは口にせず過ごしてみると、とうとうその夜まで授乳なしで、さらにすんなり眠ることに成功したのです。昼間の授乳はもう少し続けようと思っていたママは、その後におっぱいをすすめてみたそうですが、なんと拒否されてしまったそうです。
自分で決めた夜間断乳ですが、ママにとって意外な成功になってしまったようですね。
予定より早く卒乳が訪れることもある
夜間断乳には相当な覚悟が必要ですので、パパに協力を要請して余裕のある日を探すなど入念な準備が必要です。それなのに、あっさりと子どもの方から卒乳してしまうと、なんだかガッカリという気持ちになりますよね。
でも、これはママが授乳をたっぷり行ったことで、子どももママの愛情をたっぷり受け取ることができ、安心して「もういらない」と決めたんだ、と思うことにしたそうです。卒乳と断乳には少し違いがありますが、どちらも子どもの成長を大きく感じられるエピソードになりますよね。
まとめ
夜間断乳をスムーズに始めるためには準備が大切です。生活リズムを整えたり子どもに夜間断乳を開始することを伝えたりしておくとよいですよ。
また成功しやすくするためにはパパや家族の協力や、子どもが安心して眠れるよう就寝前のスキンシップなどが重要です。
3日間を乗り切って、夜間断乳を成功させましょう。