排水口でよくある悩みを解消しよう!安全で安心な毎日のお手入れ方法
「こまめに掃除をしているけれど、排水口のにおいが気になる」「ゴミ受けの掃除をしているのに排水口のつまりが取れない」など悩んでいるママもいますよね。排水口に関する悩みの解決には、毎日のお手入れが大切です。ここでは、安全で安心なお手入れ方法についてご紹介します。
お風呂や台所の排水口でよくあるお悩み三つ
途中で水が流れなくなって困る「つまり」
排水口はお風呂や台所など場所によって、つまる原因が異なります。台所の排水口がつまるのであれば、食器用洗剤や食材などの残りかすが考えられます。料理に使った植物油脂や動物油脂の汚れが蓄積され、つまりやすくなることがあるでしょう。
またお風呂や洗面所の場合は、シャンプーやボディソープなどの石鹸かす、髪の毛などの体毛が原因となることが多いです。髪の毛が石鹸かすに巻きつくと、どうしても排水口がつまりやすくなるので気をつけましょう。
汚れや雑菌が原因となる「におい」
このように排水口の悩みの一つには「におい」が挙げられます。排水口のにおいの主な原因は、汚れや雑菌です。お風呂や台所に関わらず、ゴミや石鹸かすなどを受け止めるゴミ受けだけを掃除していても、嫌なにおいは取れません。ゴミ受けよりも下に位置する排水トラップや排水ホース自体のにおいが関係しているでしょう。
嫌なにおいを取るにはスーパーなどで販売されている排水口のつまり用洗剤などを使用して、掃除をすることが大切ですよ。
残飯などを狙う「ゴキブリの侵入」
そのためゴキブリがよく出る家にはゴキブリの糞が多く、そのにおいをかぎつけて外から家に侵入するようです。ゴキブリの主な侵入経路は「排水口」「換気扇やエアコンの排水ホース」「玄関」「窓」などがあります。トイレは常に水が張っていますので、新築で水が溜まっていないケース以外は、基本的に侵入経路になりづらいと考えられています。
ゴキブリを家に入れないためには、部屋の掃除をこまめにしてゴキブリの餌となる残飯を出さないことや排水口のゴキブリ対策をすることが大切です。
排水口のつまりとにおいを解消する方法とは
普段から排水トラップの汚れも取り除いて
普通、排水トラップはゴミ受けの下にあり、コップを逆さまにしたような形で設置されていることが多いです。排水トラップの役割としては、台所やお風呂に排水管の嫌なにおいを流さないように防ぐことです。排水トラップが汚れているとにおいの原因になってしまうので注意しましょう。
掃除をするときはゴミ受けや排水トラップなど、取り外せる部分をすべて外しておきます。ゴミや髪の毛を取ってから、スポンジや使い古した歯ブラシで汚れを落とすとよいですよ。
子どもにも安心な重曹と酢、お湯の力で掃除
また酢の代わりにクエン酸を使えるのではと思うママもいますよね。クエン酸は少量で効果がありますが大理石やコンクリート、鉄などのさびやすい金属には使用できないので気をつけましょう。
酢はクエン酸と同じように使用できますが、揮発性があるのでクエン酸が使用できない場所でも掃除ができておすすめですよ。ただし塩素系の洗剤と混ざると有毒なガスが出てしまいますので、混ざらないよう注意が必要です。
忙しいママは市販のパイプクリーナーを活用
家事や育児に忙しいママは、市販のパイプクリーナーを活用しましょう。スーパーやドラッグストアなどで販売されているものは、液体タイプや固体タイプが多いです。排水口に直接かけたり、入れたりするだけで簡単に掃除ができて便利ですよ。
効果を高めたい場合はパイプクリーナーを使用する前に、ゴミ受けや排水トラップなど取り外せるパーツを50~60度の湯に漬けましょう。これらの容器が温まると、洗浄効果が高まるそうですよ。
排水口からのゴキブリの侵入を防止しよう
侵入してこないように排水口用ネットで対策
ゴキブリの侵入しやすさは排水口内の構造に関係しています。ゴミ受けの下に排水トラップや椀トラップがついていたり、排水管がU字やS字だったりする場合は、大型のゴキブリは侵入がしづらいそうです。
しかし小型のゴキブリであれば、それらのトラップをかいくぐって排水口から入ってくる可能性があります。排水口からの侵入を防ぐためには、排水口用のネットを使うようにするとよいでしょう。台所用やお風呂用など様々な種類が販売されていますので、それぞれの排水口に合うものを選んでくださいね。