9月生まれが多いことには理由があった!残暑の子育ての注意点とは
出産予定日が近づくと、本格的に赤ちゃんが生まれてからの生活を考え、いろいろ疑問に思うこともありますよね。今回は、9月生まれの子どもを育てる場合に気をつけたいポイントや名付けのアイデアをまとめました。また、9月生まれが多いことについての理由も調べてみたので楽しんでくださいね。
9月生まれが多い理由と秋生まれのメリット
9月生まれが多いのは結婚の時期に関係あり
そのような結果から推測してみると、結婚の時期が関係しているのかもしれませんよね。妊娠してから赤ちゃんが生まれるまでの期間は約10カ月なので、結婚後にすぐ妊娠したとすると11月に結婚した夫婦が多いということが考えられます。
人口動態調査の過去3年ほどの婚姻件数を見てみると、1位は3月、2位は11月という結果です。最近では、3月に結婚する夫婦も増えてきているので、今後は1月生まれが増えるかもしれませんね。
気温や気候がよい秋の出産は人気がある
暑い時期に出産すると赤ちゃんのお世話が大変です。生まれてすぐは抱っこをすることが多く、それだけで汗だくになりますよね。また、母乳育児の場合は、より密着度が増して授乳が辛く感じることもあるでしょう。赤ちゃんは体温が高いので、赤ちゃんもママも想像以上に暑く、体力を消耗します。
夏の暑い時期に、つわりやお腹の大きい状態で過ごすのは大変ですが、出産後のことを考えると秋の出産はメリットが大きいです。
ただ、秋を過ぎると寒い冬の季節です。授乳でおっぱいを出すのが寒くて辛い、赤ちゃんが風邪を引きやすいなどのデメリットもあります。
夏用の新生児服がほぼいらないので経済的
赤ちゃんが生まれた季節によっては、夏用と冬用の新生児服が両方必要になりますが、9月生まれだと夏用のものはほぼいらないので経済的です。
1歳近くになると首がすわっているので新生児服は卒業して、夏は頭からかぶせるタイプの服にするとお世話が楽になりますよ。新生児用の前開きタイプはボタンを留めるのが大変です。また、寝返りやハイハイをしはじめ動き回ることが多いので、着替えやおむつ交換は素早くする必要があります。
秋生まれの赤ちゃんのお世話のポイント
残暑や寒暖差に対応できる衣服や室温を
赤ちゃんは汗をかくことで体温調節できますが、寒いときは「寒いから服を着せて」と言葉でママに伝えることができませんよね。ママがしっかりと赤ちゃんのようすを確認して衣服や室温を調節することが大切です。
衣服は急に暑くなったり寒くなったりしたときでもすぐに対応できるように重ね着をしておくとよいでしょう。ただ暖かくしておくだけだと汗をかいてひいたときに体が冷えてしまいます。できるだけ汗をかかせないように気をつけましょう。
室温は赤ちゃんのいる部屋の温度を一定に保つよう工夫するとよいですね。
秋でもあせもに注意しよう
とくに寝返りができない時期は、ほとんど背中を下にして寝ている状態で過ごしているので、汗で背中が濡れていないかこまめに確認するとよいですよ。汗をかいているときは、すぐに濡れタオルで汗を拭き取ったり、肌着を清潔なものに交換したりしてくださいね。
ママが寒いと感じていると赤ちゃんも寒いのではないかと心配して、厚めの服を着せているママは意外に多いです。赤ちゃんにとってはやや薄着ぐらいがちょうどよいでしょう。
お風呂上がりはベビーパウダーで汗のべたつきを抑えるのもよいですよ。
乾燥シーズンに向けての対策も忘れずに
赤ちゃんは皮脂の分泌量が少なくすぐに乾燥してしまいます。また、敏感なのでちょっとした刺激で肌が荒れることも多いです。お風呂上がりや外出前などには、ベビーオイルやベビーローションなどで肌をこまめに保湿しましょう。頭皮の乾燥が気になる場合は、頭皮にもあまりベタつき過ぎない程度に塗っておくとよいですよ。
暖房器具を使うようになると部屋の空気がより乾燥しやすくなりますので、加湿器を併用して使うことをおすすめします。加湿器をすぐに準備できない場合は、洗濯物を部屋に干して乾燥対策するのもよいですね。