授乳室やベビールームはどんな場所?お出かけ時の授乳で困らないコツ
「子どもを産む前はあまり気に留めなかった授乳室の存在だけれど、産後の今は出かける際に真っ先に考える」というママも多いのではないでしょうか。お出かけ時の授乳が必要なママや妊娠中のママも知っておきたい授乳室、ベビールームの特徴や利用方法などをご紹介します。
授乳室やベビールームの特徴を知ろう
多くの商業施設や駅などに整備されている
大きな商業施設や駅などの女性用トイレの近く、赤ちゃん用品や子ども服売り場、おもちゃ売り場などのフロアに設置されていることが多いでしょう。呼び方も授乳室、ベビールームだけでなく、赤ちゃん休憩室、赤ちゃんルームなど数種類ありますよ。
ほとんどの授乳室は男性の入室ができませんが「おむつ替えコーナー」とだけ記されている場合は男性も入室できるようになっています。授乳エリアが確保されていないので、ほかに授乳専用エリアがないか施設に尋ねてみましょう。
授乳スペースは施設によって様々
「このままずっとここにいたい…」と思うような授乳室もあれば、小さな空間に椅子やベンチが設置されただけのシンプルな授乳スペースもあります。授乳室の規模や設備は施設によって様々なので、場所だけでなく何があるかもチェックしておくとよいでしょう。
いつも使っている授乳室が普通だと思っていると、使いにくいと感じる授乳室も出てくると思いますが、どんな授乳室でも対応できるように必要最低限の準備をしておくと安心ですね。
授乳以外におむつ替えなどができることも
おむつ替えコーナーにおむつ専用のごみ箱やビニール袋があれば、そこで捨てても構わないということなので、使用済みおむつを長時間持ち歩かなくて済みます。当然ながら授乳室にはママとその赤ちゃんがたくさん訪れます。泣いたりぐずったりしても気を使わなくて済む唯一の場所かもしれません。
落ち着いて授乳したい、おむつ替えをしたいというママのための部屋なので、譲り合ってすべてのママが気持ちよく利用できるように心がけましょう。
授乳室を使うときにあると便利なアイテム
授乳ケープを持っておくと安心
大判のスカーフやブランケットも授乳ケープの代用として重宝します。授乳室は空調が整っている場合が多いですが、万が一寒いときにも活躍しそうですね。おむつ替えの際、直に赤ちゃんを寝かせたくない場合もサッと敷けば衛生的です。
ただ、おもらししてしまうことも考えられるので、おむつ替えシートを別に用意しているママが多いようです。
吐き戻し対策には着替えやタオルを
赤ちゃん連れだといつも荷物が多くなりがちですが、それでも吐き戻し対策として着替え、タオルは念のために用意しておいた方がよいですよ。授乳室では時々、着替えの準備をしていなくてうろたえるママを見かけることもあります。
商業施設ではどうしてもの場合は購入することもできますが、なるべくなら無駄な出費は抑えたいですよね。車でお出かけすることが多いなら、着替えを数セット積んでおいてもよいでしょう。
ミルク用のお湯は持参するとよい
設備の整った授乳室には調乳用のポットが用意されていて、ミルクを作るときに使えます。ただ、すべての授乳室にあるかといえばそうではなく、以前はあったのになくなった、故障中で使えなかったということもあります。
備えつけのポットは不特性多数の人が使う為、衛生面が気になることもありますよね。どんな場合でも対応できるように、魔法瓶に入れたお湯を持参した方が安心です。ミルクを冷ますための水道がいつも使えるとは限らないので、水も持参しておくとスピーディーに調乳できますよ。