新生児の赤ちゃんも縦抱きできる!縦抱きのコツやげっぷを待つ時間
月齢が低い赤ちゃんは、首がすわっていないので縦抱きをしてもよいのか迷いますよね。授乳後のげっぷも慣れないうちは不安定で心配になるママもいると思います。ここでは、縦抱きのコツを中心に紹介しますので、参考にしてママも赤ちゃんもリラックスできる抱き方を見つけてくださいね。
新生児の赤ちゃんに適した抱き方とは
基本の抱き方は横抱き
新生児を抱っこするときは、まずママの片方の手の平で首から後頭部にかけてしっかり支え、もう片方の手は赤ちゃんの股の下からお尻を包み込むように支えます。そして、ママの体のほうに赤ちゃんを引き寄せながら、頭を支えている手をそっと滑らせ肘の内側で頭を支える形にします。
手のひらだけで支えようとすると腕に負担がかかるので、できるだけママとくっつくように支えると安定するでしょう。
力を入れずにリラックスして抱こう
しかし、赤ちゃんが落ち着いて安心するためには、ママが気持ちを楽にして抱っこをすることが大切です。まだ視力も弱い時期ですが、赤ちゃんは不思議なことにママの気持ちを敏感に感じ取る力があります。
ママも赤ちゃんもリラックスするために、抱っこをするときはまず赤ちゃんに声をかけてみましょう。そして手や腕、胸まで使って赤ちゃんを包み込むように抱くと不安定にならず、ママも肩の力を抜いて抱っこできるでしょう。
しっかりと首を支えれば縦抱きでも大丈夫
赤ちゃんに負担がかからないポイントは、しっかりと首を支えることです。赤ちゃんの首を支える手は、大きく広げて首の付け根から後頭部までを包み込むようにするとよいでしょう。
また、赤ちゃんの体重が首を支える手にかかってしまうと、ママへの負担が大きいので、赤ちゃんの体はママにもたれかかるようにして抱くと安定して負担も少なくなります。
首がすわる前の赤ちゃんを縦抱きするには
正しい縦抱きの方法を知ろう
抱き上げ方は横抱きと同様に、まずは首から頭とお尻を手で支えます。ゆっくりと抱き上げ、ママの体のほうに引き寄せながら赤ちゃんの頭を上にして縦にします。
赤ちゃんのお尻は腕で支え、手は背中に添えるとよいでしょう。大切なことは、赤ちゃんのおなかをママに密着させ、片方の手でしっかりと首から頭にかけて支えることです。こうすることで、縦抱きでも安定します。
縦抱きで授乳することもできる
一方、縦抱きで授乳する場合は赤ちゃんの頭とおっぱいがだいたい同じ高さになるので、ママの背中や腰に負担がかかりにくいというメリットがあります。
縦抱きは、ママの太ももをまたぐようにして赤ちゃんを座らせ、ママは赤ちゃんの頭を手で支えます。このときママと赤ちゃんのおなか同士をくっつけるようにすると、安定して飲みやすくなります。縦抱きにするとおっぱいを吸いやすくなり、飲む量が増える子もいるようです。
ご機嫌でも短時間に留めておこう
赤ちゃんが喜んでくれると、つい縦抱きにしたくなりますが、首がすわっていないうちは赤ちゃんの負担を考え、短時間に留めておくことが大切です。
また、ご機嫌で縦抱きをされているときも赤ちゃんの呼吸の様子をよく見て、苦しそうにしていないか気にかけるようにします。自分で首を動かせない赤ちゃんは、抱っこで揺られるうちに鼻や口がママの体で塞がれてしまうことがあるためです。安全面に注意して、縦抱きをうまく取り入れてみましょう。