ガス代を賢く節約しよう!簡単にできる節約方法や節約術を紹介
夏はほとんどかからないガス代も、冬になると急にかかってきますね。利用料金表を見て驚かれるママも多いでしょう。そんなガス代も日常のちょっとした工夫や、利用方法を変えるだけで節約することができます。家族みんなでできる簡単な節約方法をご紹介します。
ガス代を節約するために知っておきたい知識
プロパンガスと都市ガスの違いって?
日本ガス協会によると、プロパンガスはプロパン・ブタンを主成分にもつ液体石油ガスで、そのLPガスが入ったボンベを事業者が配送して使用します。それに比べて都市ガスはメタンを主成分にもつ天然ガスで、道路の下のガス管を通じて供給されます。
どちらも料金は自由化されていますが、プロパンガスの方が都市ガスに比べて高いです。その要因の一つとして、プロパンガスが適正価格より高値で販売されているケースがあるという背景があります。
自分の地域の現状を知るためにも、住まわれている地域の適正価格を確認されることををおすすめします。
月の平均的なガス代っていくらなの?
プロパンガスはプロパンガス消費者センターによると、夏の平均使用量は7㎥、冬の平均使用量は15㎥です。それにともなう夏の平均請求額は5,551円、冬は9,725円と発表しています。
請求金額は「基本料金+従量金額(従量単価×使用量)」です。プロパンガスの基本料金や従量単価はガス会社ごとに違いますが、この平均よりも高い場合は見直してみてはいかがでしょうか。
都市ガスは東京ガスによると、夏は22㎥で3,854円、冬は48㎥で7,184円、年間平均は32㎥で5,135円と発表しています。平均は家庭の使用量の基準と考えて参考にされるとよいでしょう。
ガスの使用が多い場所について知っておこう
全自動の湯沸かしの場合は、お湯が設定温度よりも冷めてしまうと自動で湯沸かしをしますし、寒い時期は何度も湯沸かしをし直したり、シャワーのお湯を出しっぱなしにしたりとガスを多く使用します。
次に使用が多いのはキッチンですね。キッチンでは調理をするときにガスを使います。また食器を洗ったり、食洗器を使用するとガスを使いますね。
また冬場になり、温水床暖房やガスファンヒーターを使用するとかなりガス代が上がります。このような暖房器具はつけっぱなしにすることが多く、気づかないうちにガスを使用してしまっているようです。
ガス料金を効果的に下げる節約方法
契約している会社を乗り換える
都市ガスに比べ、プロパンガスは都市ガスより前から自由化されていて、会社によって値段に差があります。場合よっては、ある会社より3倍も値段が高いなどということもあるそうです。
都市ガスはプロパンガスに比べあまり新しい会社が参入しなかったため、大きな料金差はないようです。
ガス料金を下げるには、料金比較サイトなどを利用して安い会社に変更するのがおすすめです。
ガス料金の支払いをクレジットカードにする
まずポイントの還元があるということです。一般的な還元率は0.5%といわれていますが、最近では1.0~3.0%の会社もあるようです。カード会社ごとに還元率や還元方法が変わってきます。
二つ目に支払いの管理が一つにまとめられること。月ごとに利用明細を一覧で見ることができるので、家計簿のようにも利用できますね。
三つ目に引き落としの日がまとめられるということ。電気、水道など引き落としの日がばらばらであると、忙しいママには準備が大変です。まとまることにより負担が減りますね。
プロパンガスならオール電化にするのも一つ
それであればオール電化にしてしまうのも一つの手ではないでしょうか。
オール電化にするメリットは、ガスの基本料金がかからないこと、コストが安くなること、炎を使わないため安全性が高く、二酸化炭素の発生がないので空気が汚れないこと、調理面がフラットなので掃除が簡単であることなどがあげられます。
逆にデメリットをあげると、停電がおきると湯沸かしや調理が一切できなくなります。メリット、デメリットを知った上で、オール電化も検討されるとよいですね。
親子ですぐに始められるガスの節約術
お風呂の入浴時間をあわせる
まず一番ガス代がかかるお風呂の節約には、家族のお風呂タイムを合わせると効果的です。入浴時間がばらばらになって間隔があいてしまうと、その間自動で何度も沸かし直しをするため、その都度ガス代がかかります。
また、自動運転を止めていてもお湯が冷めてしまい、沸かし直しに時間がかかってガス代が上がるので、入浴時間は合わせるようにしましょう。
シャワーヘッドを節水用のヘッドに変えるのも、水の使用量が減りガス代の節約になりますよ。さらにお風呂から出るときは蓋を閉めることや、保温シートを利用してお湯が冷めないようにするのもおすすめです。