部屋のダニを予防して快適に過ごそう。布団や部屋の予防法について

2019,9,27 更新

畳やカーペットなどダニの好環境に注意

天然素材でできた畳や、ウールや混紡などでできたカーペットには、湿気がこもりやすい性質があります。湿気がこもった状態に加えて気温が上昇すると、繁殖するための好環境になってしまうので注意が必要です。

さらに危険なのが、畳の上にカーペットを敷いた状態です。吸水性がよいもの同士が重なっているため湿気がこもりやすく、隠れる場所もたくさんできてしまうため、繁殖しやすい環境が出来上がってしまいます。

こうしたことを防ぐためにも、畳とカーペットを重ねないようにしましょう。またエサになるような、ほこりやフケなどを減らすことも大切です。こまめに掃除機をかけたり粘着クリーナーをコロコロさせたりして、ゴミを取り除くようにしましょう。

ダニのエサを減らすためにはこまめに掃除を

ダニを減らすにはエサを減らすことが効果的です。こまめに家中を掃除しましょう。

基本は掃除機がけです。丁寧な掃除機がけをすることで隙間に潜んでいるほこりなどのエサを吸い取ることができます。また掃除機をかけることで同じく隙間に潜んでいる死がいや糞も取り除くことができますよ。

正しい掃除機掛けの方法をご紹介します。
・力を入れてノズルを持つと吸引力が弱くなるので自然な感じで持つ
・しっかり吸い取れるよう「ノズルを前に出す・戻す」の動作を5秒かける
・畳やフローリングは弱にして継ぎ目に沿ってかける
・縦にかけたら横にもかける

また水拭きも大切です。フロアワイパーやウエットシートなどを使って、家中の床をきれいにしましょう。

まとめ

ダニは環境次第で大量繁殖しますが、目で確認することができないため、気づかない間に増えていることも少なくありません。ダニが増殖すると人に健康被害をもたらすこともあるので、予防対策をして増やさないようにしましょう。

とくに免疫の弱い赤ちゃんは被害を受けやすいです。赤ちゃんが使用する布団やハイハイをする床など、安心して過ごすことができるように記事を参考に対策を取ってくださいね。

家の中のダニの発生を予防して、家族が安心して住める住環境を整えましょう。