子どもの赤ちゃん返りがひどい！原因を知って上手に対処しよう

2020,2,11 更新

子どもの不安を取り除く言葉を掛けよう

赤ちゃん返りをする原因には、子どもの「不安な気持ち」があります。その不安をできるだけ取り除くことで、赤ちゃん返りにうまく対処することができるでしょう。子どもが分かりやすいような具体的な言葉掛けが効果的です。

〈よい言葉掛け〉
・大好きだよ
・いつもママを助けてくれてありがとう
・生まれてきてくれてありがとう
・一緒にいられて幸せだよ
・さすがお兄ちゃん（お姉ちゃん）だね
・いつも我慢していて大変だよね、でもえらいね

言葉掛けは毎日何回でも、たくさんしてください。そして同時にぎゅっと抱きしめたり、頭をなでたりするといったスキンシップもしましょう。上の子の心の不安や寂しさを取り除くことができれば、自然と赤ちゃん返りは治まってくるでしょう。

覚えておきたい赤ちゃん返りへのNGな対応

上の子への対応で気をつけたいのは「お兄ちゃん（お姉ちゃん）でしょ！」と怒ったり責めたりすることです。なりたくてなったわけではないのに、しっかりすることを求められる、甘えられないというのは子どもにとって大きなストレスとなります。

日々の家事育児で疲弊しているママは、頭ではよく分かっていてもつい子どもにきつい態度をとってしまうときがあります。「しまった！やってしまった！」と後悔することもあるかもしれませんが、そんなときは素直に子どもに謝りましょう。

「さっきはごめんね。ママ言い過ぎちゃった」と謝れば、子どももきっと理解してくれます。赤ちゃん返りは子どもにとってもママにとっても試練の期間であるといえます。お互いに助け合いながら乗り越えていきましょう。

まとめ

赤ちゃん返りの行動は、忙しいママにとってさらにストレスを増やすものです。イライラして子どもを怒る、子どもはさらに困った行動をとる、という悪循環に陥ると、赤ちゃん返りはますます激しさを増すでしょう。

そうなる前に、まずは赤ちゃん返りをする原因を知って、適切に対応することが大切です。忙しい中でも少し手を止めて子どもの要求に応えることが子どもの安心感につながり、結果的に早く赤ちゃん返りが落ち着くでしょう。親子でストレスを減らして、楽しく過ごしていけるとよいですね。