夏は子どもとキャンプしたい!与える影響とキャンプ場の選び方
夏休みに子どもと一緒にぜひやってみたい「キャンプ」。キャンプが子どもたちに与える影響や、実際にキャンプに行くときの服装や持ち物、家族でキャンプに行く場合のキャンプ場の選び方をまとめました。また、子どもだけで参加するサマーキャンプの魅力についても紹介します。
キャンプが子どもにもたらす素敵な影響
協調性とコミュニケーション能力が育つ
まだ小さい子どもでも石をどけたり、ポールを支えたりとできる仕事はたくさんありますので、どんどんお手伝いをさせるチャンスです。みんなで協力することで協調性が育ちます。
また、みんなで協力しあうときにコミュニケーションはかかせません。パパやママも仕事や家事から離れているキャンプでは、家族とコミュニケーションをとることに集中できます。家族みんなでたくさんおしゃべりをすることで、コミュニケーション能力を育てることができるでしょう。
トラブル回避能力を学ぶことができる
また、忘れ物をしたり、いろいろなことに時間がかかって日が暮れてしまったりと、思ったようにいかないこともたくさんあります。
そんなトラブルが起こったときに、大人がどのように受け止めて行動するかを子どもたちは見て学んでいます。こういったことは、本や映像で学ぶよりもたくさんの経験をすることで身に付けることができます。
このように、キャンプでは柔軟な考え方や問題を乗り越えていく力、準備をすることの大切さを学ぶ場面が多くでてくるためトラブル回避能力を育てることになります。
原体験で五感と脳が育つ
原体験はその人の考え方に大きな影響をあたえるような体験です。この体験をすることによって脳にたくさんの刺激を与え、生きる力をはぐくむことができます。
キャンプでは自然に囲まれますので、意識をしなくても対象物にふれることになります。土や木はもちろん、料理をするときには火が燃えている様子を目の前で見ることになりますし、夜には暗さや静けさを体感することができます。
持ち物や家族で行くキャンプ場の選び方
家族でキャンプするときの持ち物
・子どもが自由に飲める水筒
水分補給は大切ですね。コップやペットボトルでも水分補給はできますが、子どもが1人で自由に飲める水筒を用意しておくと安心です。
・懐中電灯
明かりが少ないキャンプ場では、暗いところが苦手な子は怖がるかもしれません。子ども専用の懐中電灯を用意してあげると少し安心できると思います。
・レインコート
山の天候は変わりやすいので雨具は必要です。自由に動けるようにレインコートを持っていきましょう。
家族でキャンプするときの服装
また、夜や明け方はかなり冷えることがあるので、Tシャツの上から着ることができる長袖の上着と、長ズボンを持っていくことをおすすめします。虫が多いときには虫刺され対策にもなります。
靴は履きなれた靴がよいですね。もし川など水場で遊ぶ場合は、水遊び用のマリンシューズも持っていきましょう。川のそばは石がゴロゴロしているので、ビーチサンダルだとかなり歩きにくいです。足にしっかりフィットして脱げにくいものがよいでしょう。
寝るときの服装はパジャマでもよいのですが、トイレなどに起きることがありますので、そのまますぐに外に出ることができるジャージなどがおすすめです。
家族で過ごすキャンプ場の選び方
大人の人数が少ない家族でのキャンプは、ゆったりしたタイムスケジュールがおすすめです。たとえば、ログハウスを利用してテント設営の時間を省いた分、思いっきりBBQを楽しむなど、テーマをしぼったキャンプにするのもひとつのアイデアです。
また、キャンプ場が家から遠すぎないことも大切です。特に山は日が暮れるのが早いので、テントの設営や料理などの作業時間を考えて、早めに到着できる場所を選びましょう。
子どもだけで過ごすサマーキャンプの魅力
サマーキャンプってどんなことをするの?
川遊びやハイキングなど自然を満喫するような体験ができるキャンプや、つりや虫取りなどの好きなことに集中できるキャンプ、外国人との国際交流などが経験できるキャンプなどさまざまです。
幼児対象のキャンプは日帰りや1泊2日の日程が多いですが、なかには2泊3日のものもあります。どのキャンプも子どもたちのことを十分に考えられていますので、無理のないプログラムになっています。
また、訓練を受けたスタッフがついており、子どもたちをしっかりサポートしてくれるので安心です。