冬生まれの赤ちゃんに必要な服とは?肌着やお出かけ着の選び方
そろそろ赤ちゃんの洋服を準備をしようかな…。けれど、何がどのくらい必要なのかわからないですよね。冬生まれの赤ちゃんを持つ先輩ママたちの意見を参考に「どんな洋服を何枚くらい用意すればよいか」「お出かけのときの格好は?」「必要な冬小物は?」など、冬出産予定のプレママの疑問にお答えしたいと思います。
【新生児】暖かい部屋で肌着の重ね着が便利
肌着の種類はどのシーズンも同じで大丈夫
「短肌着」はお腹くらいまでの丈の半袖、「長肌着」は膝くらいまでの長めの丈で、どちらも紐で脱ぎ着します。「コンビ肌着」は、長肌着の股部分にスナップボタンがついたもので、足をバタバタ動かすようになってもはだけることがありません。
素材は、綿が最適です。通気性、吸湿・放湿すべてにすぐれ、洗濯に強く、肌にもやさしいので、ベビー服にはかかせません。綿の中でも「ガーゼ素材」は、特に吸水性・速乾性にすぐれており、夏まで重宝します。ほかにも、肌触りがソフトで吸湿性・通気性にすぐれた「スムース素材」も通年使いやすいでしょう。
乾きが遅いので洗い替えに肌着は多めが安心
冬は洗濯物が乾きづらいことも考慮して、多めに肌着を用意しましょう。家事をするのも辛い産後の時期、洗い替えが多めにあると洗濯物をまとめられるというメリットもありますよ。
短肌着を5~6枚、長肌着もしくはコンビ肌着を4~6枚くらいを目安に準備して、足りない場合は買い足すとよいでしょう。長肌着は、赤ちゃんが足をバタバタ動かすようになるとめくれあがってしまうため、同じ丈でも足元を留められるコンビ肌着をメインにするのがおすすめです。
肌着の上に暖かいブランケットを
例のように、マンションの最上階や寒冷地など、住環境が寒ければ寒いほど、暖房が効いていて薄着で過ごせるということもあるでしょう。
かわいいベビー服はたくさん揃えたくなりますが、必ずしも厚手のカバーオールや肌着が必要とは限りません。住環境や生活スタイルを考慮して、最低限の準備にとどめると出産前の負担が少なくて済みますよ。
【生後1カ月】足を動かせる赤ちゃんには
服がめくれ上がらないツーウェイオール
名前のとおり、2wayで使えるベビー服です。長袖・足元まであるワンピースのような形のベビードレスとしても、足部分のスナップボタンを留めてカバーオール(つなぎ)としても着られます。
ドレスタイプは、おむつ替えがさっとできる点が便利ですが、足をバタバタ動かすようになる生後1カ月頃から、布団や洋服を蹴ってお腹が丸見え…ということがよくあります。ツーウェイオールであれば、足のスナップボタンを留めてズボンの形にすれば、はだけてしまう心配がありませんよ。
ベビードレスは少なめにするなど、ツーウェイオールをメインに用意するとよいでしょう。
ぱたぱた動く足もOKなレッグウォーマー
このため、手足がびっくりするほど冷えていることがありますが、お腹や背中が温かければ大丈夫です。手足が冷えているからといって、安易に靴下を履かせてしまうと足の先から熱を放出できずに体内にこもってしまう可能性があります。室温が快適に保たれているのであれば、部屋の中では靴下は必要ありません。
赤ちゃんの足の動きが激しくなったり、抱っこ紐を使ったりする際に、ズボンの裾があがって足首まで出てしまう場合には、靴下ではなく、部分的に温められるレッグウォーマーがおすすめですよ。
重ね着に便利なベストやカーディガン
袖のないベストは、さっと着させやすく、赤ちゃんの動きを邪魔しません。「冬だけでなく秋や春にも重宝する!」「袖がない分、少々大きめでも着られるので、大きめを買って長く着せている!」と先輩ママからの支持も高いアイテムです。
また、カーディガンも3シーズン使えます。前を開閉するかしないかで、保温の調整もできますね。冬だけでなく、少し肌寒くなる秋頃から春先まで、カバンに薄手のカーディガンを常備しているママも多いようです。
【生後2カ月】短時間のお出かけに合わせて
お出かけには暖かいジャンプスーツを
肌着+ロンパースなど室内着の上に、ジャンプスーツを着せるだけで、帽子や手袋などの小物が不要となり便利です。フードにくま耳がついているものもあり、すっぽり包まれた姿は見た目もとてもかわいいですよね。
フリースやボアの裏地や中綿素材のものが多く、また、赤ちゃんに直接着せるため保温性もあり、防寒効果が高いといえます。その分、室内では暑すぎるので、ショッピングモールなど暖房の効いた場所に入ったらすぐに脱がせてあげましょう。