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添い乳の注意点を知ろう!赤ちゃんやママが受けるリスクについて

添い乳の注意点を知ろう!赤ちゃんやママが受けるリスクについて

添い乳をしたまま寝るときの注意点

窒息してしまう危険性がある

添い乳による1番悲しいリスクといえば、窒息死ではないでしょうか?添い乳のときにママがうとうとしてしまい、寝返りを打った拍子におっぱいで鼻が塞がり、息ができなくなって死んでしまったというケースがごく稀にではありますが起きています。

新生児の窒息死の原因でも、ママやパパが寝返りを打ったとき、赤ちゃんに覆いかぶさって窒息させてしまったというケースは少なくありません。実際にこのような事件は報告されていて、赤ちゃんを失って辛い思いをしているママやパパもいます。

また赤ちゃんがうつ伏せで寝るのも窒息の危険を高めてしまいます。添い乳、添い寝をするときは、赤ちゃんだけでなく、ママが寝返りを打っても安全な体勢になるように配慮しましょうね。

赤ちゃんの吐き戻しに注意しよう

添い乳では赤ちゃんが眠ったままおっぱいを飲んでいるため、吐き戻しをしてしまい、これが原因で窒息してしまうということもあります。赤ちゃんが吐き戻しをしやすいのは胃が「とっくり」のような形をしているせいでもあります。

また、おっぱいを飲み過ぎることによる吐き戻しもよくあります。ママのおっぱいの出がよすぎると飲みすぎてしまい、寝ているときに吐き戻すというケースもあります。

このときは、赤ちゃんにあげる前におっぱいの圧を抜く程度に絞っておくことが効果的といわれています。

吐き戻しの量や回数、原因は赤ちゃんによってさまざまです。もし吐き戻しを繰り返し、体重が増えないなら、勝手に判断せず、かかりつけの医師に相談してくださいね。

ゲップをさせないまま寝ないようにしよう

赤ちゃんがミルクを飲んだ後にどうしてゲップをする必要があるのかご存知ですか?前述の通り、赤ちゃんの胃はまだ未完成でとっくりのような形をしています。このため吐き戻ししやすいのです。

ゲップはおっぱいと一緒に飲み込んだ空気を吐き出し、「吐き戻し」を防ぐ役割があります。ゲップをしないまま寝てしまうと、吐き戻したときにミルクが気管に入り、窒息してしまうリスクが高まります。

そのため添い乳のときにもゲップをさせてあげてくださいね。もしゲップが出ないときは、しばらくは縦抱きをしてあげるようにしましょう。また赤ちゃんが眠ってしまったときは顔を横向きにしてあげると、吐き戻ししたときに気管へ詰まるのを防ぐことができますよ。

まとめ

添い乳にはここで紹介したリスクだけでなく、赤ちゃんがママの肌に触れて安心を感じることができるといったメリットもあります。安心できるからこそ、赤ちゃんも寝付きやすいのでしょうね。

添い乳はママにとっては楽に思えるかもしれませんが、実は赤ちゃんとママの両方にさまざまなリスクがあります。添い乳に頼りすぎないように、授乳のルールを決めておくといいかもしれません。

添い乳をするときはリスクや注意点をしっかり理解して、安全対策をきちんと行ってからにしましょうね。
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