赤ちゃんのプールには日焼け止めが必須!選ぶポイントや日焼けのケア
夏が近くなると、公園や遊園地、プールなどのレジャーに出かけたくなりますよね。夏のお出かけでは、赤ちゃんの「日焼け」が心配なママもいるでしょう。今回は、赤ちゃんに日焼け止めを使用したい理由や、日焼け止めの種類、もし日焼けをしてしまったときの対処法などをご紹介しますね。
なぜ赤ちゃんに日焼け止めが必要なの?
日焼けは皮膚のほか全身症状をおこすことも
ひどい日焼け状態になると、お風呂に入ると痛がったり湿疹ができたりします。日焼け後に発熱する場合や、水ぶくれができることもあります。そのようなケースには、病院へ行くようにしましょう。
赤ちゃんによく起きる日焼けは、「日光湿疹(日光皮膚炎)」といわれるものです。肌が乾燥してカサカサした状態になり、湿疹が出るのが特徴で、とくに頬に現れます。
大人に比べて肌のバリアが未発達なので、紫外線の影響を受けやすいためといわれています。
赤ちゃんの肌はとてもデリケート
赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。水分量や皮脂量も少ないので、乾燥しているときはとくにバリア機能も弱くなっています。思っていた以上に赤くなってしまうのもそのためです。日焼けの場合、大人の2倍もの影響が出るともいわれています。
赤ちゃんの免疫センサーが大人より過剰に反応するので、日焼けだけでなく、汗をかきやすかったり、虫に刺されたところが腫れてしまったりと、様々な肌トラブルとして現れます。
日焼けが原因で皮膚疾患になる可能性も
初めてのちょっとしたお出かけにも関わらず日焼けをしてしまった場合、「色素性乾皮症」の可能性があります。紫外線対策をせず何度も日焼けを繰り返すと、しみがどんどん増えていき、10~20代で露出している部分に皮膚がんを発症することもあるようです。
日焼けに似た症状で「紫外線アレルギー」というものもあります。日焼けは外傷ですが、紫外線アレルギーは体内の抗体の異常反応(花粉症と同じ)という違いがあります。
赤ちゃんに日焼け止めを選ぶときのポイント
肌に優しい低刺激なものを選ぼう
紫外線吸収剤はUVカット効果は高いですが、肌への刺激が強くアレルギー反応を起こす可能性もあります。紫外線散乱剤は、肌への刺激は少ないので赤ちゃん用の日焼け止めに最適です。
「紫外線吸収剤不使用」「酸化亜鉄」「酸化チタン」と書かれているものが紫外線散乱剤を使用した日焼け止めになります。また、「無香料」「無着色」「ノンアルコール」など書かれているとより安心ですね。
赤ちゃんの肌には、大人用の日焼け止めは刺激が強過ぎます。肌に優しい低刺激なものを選びましょう。
塗りやすく落としやすいものを選ぼう
日焼け止めの中には、石鹸で落ちにくいものもありますが、赤ちゃんから使えるものは「石鹸で落とせる」と書かれているものがたくさんありますよ。
しかし、腕や足などは、石鹸を使って洗いやすいものの、赤ちゃんの顔を石鹸で洗うのは難しいこともありますよね。
そのような場合には、「お湯で落とせる」と書かれた日焼け止めが便利です。石鹸を使わなくてもお湯で洗うだけで簡単に落とすことができますよ。
シーンに合わせて日焼け止めを使い分けよう
SPFは紫外線B派を防ぐ効果を表します。数字が増えるほど、よく効くと思われがちですが、効果を表す数値ではありません。SPFの数値は「効果がある時間」を表しています。数値が大きくなると効果がある時間も長くなりますが、肌への負担も大きくなります。赤ちゃん用の日焼け止めはSPF20前後のものが多いのもそのためです。
PAは皮膚が黒くなるのを防ぐ効果で、強さは+の数で表しています。+の数が多いほど効果が強いということです。散歩であれば+で十分です。公園で遊ぶときは++、海や炎天下のレジャーは+++を選ぶようにしましょう。
長時間のお出かけのときは、何度か塗り直しをするとよいですね。
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原産国 : 日本
内容量 : 50g
商品サイズ (幅X奥行X高さ) : 55*28*108