効果的な床掃除のやり方は水拭きにあり!メリットと汚れごとの対策
こまめに掃除機をかけても、いまいちきれいになった印象がない…というご家庭は少なくないようです。家事や育児で忙しい中でも、楽しく、時短で床をきれいにする方法はないかな~と考えているパパやママに、フローリングを水拭きするメリット、床の汚れ落とし、床掃除を続ける極意を紹介します。
フローリング掃除のポイントは水拭き!
フローリングを水拭きするメリット
掃除機をかければ目立ったゴミやホコリはなくなり、一見、きれいに見えますね。でも、こまめに水拭きをしていないと、目に見えない汚れが床にたまっていってしまいます。
子どもたちが外から持ち込んだ砂や土、タバコのヤニ、皮脂、食べこぼし、花粉などは、フローリングの黒ずみとなってたまっていってしまいます。これらは、モップやドライシートではなかなかとりきれません。
そこで、水拭きです。水拭きをするメリットは美しいフローリングを維持するだけでなく、家族の体が常に触れている所がきれいになるので心地よく生活できます。
正しい水拭きの方法とタイミング
水拭きで気をつけることは、雑巾を固く絞ることと拭くときにゴシゴシしないことです。水分と力が適切ならば、フローリングのダメージを減らすことができ、体も疲れませんね。
床は薄い雑巾や使い古したタオルを洗濯したものなどで十分きれいになります。雑巾が汚れたら、もったいないと思わずに、どんどん新しいものに変えていきましょう。
水拭きは、家族の動きが少ない朝か帰宅直後がおすすめです。ホコリや花粉などが家族の動きで舞ってしまわないうちにやるのがポイントです。
水拭きはエクササイズにも最適!
特にお腹や下半身のダイエットに効果があるようです。長時間、床の水拭きの体勢を維持するのは大変ですよね。
少し休憩をとりながら、ヨガの呼吸法をとりいれながら、床の水拭きをやっているというママもいます。無理せずに、自分に合った方法で進めましょう。
フローリングを水拭きする時はフローリングの目に沿って水拭きをするように心がけましょう。その際に腕を大きく動かすことで二の腕のシェイプアップが期待できます。
水拭きのあとの白い跡が気になる場合は、水拭きのあとに乾拭きもするときれいになります。水拭きは床がきれいになって、ダイエットもできて、一石二鳥ですね。
ママを悩ませる落ちにくい床の汚れには
キッチンの床には台所洗剤を使おう
洗剤を含ませた雑巾を水やぬるま湯でもみ込み、よく水気をきってから、床を拭きます。床の隙間や溝など細かい部分は竹串などでなぞるときれいになります。
最後に洗剤のついていない雑巾で水拭きをして終了です。キッチンの床の水拭きには台所洗剤のほかに、重曹も効果的です。
毎日キッチンを使えば、自然と汚れがついてしまいます。時間を置かずに汚れを取るように心がけるときれいなキッチンを保つことができますよ。
また、掃除のしやすいキッチンにすることも大切です。収納やものの置き方など見直してみましょう。
カビ対策には消毒用アルコールを
フローリングのカビは、一見、カビと分かりにくいことが多く、主に、白や黒のカビで、一度はえてしまうと何度も同じ場所にはえてきます。カビはアレルギー反応を引き起こすことがありますので、フローリングに何かをこぼした記憶がないのに、黒いポツポツとしたものや白く浮き出ているものを見つけたときには、すぐに掃除をしましょう。
濡れ雑巾をしっかり絞り拭き取ることで、フローリングのカビは十分落ちます。水拭きだけでは不安という方には消毒用アルコールでしっかり拭き取ることをおすすめします。
クレヨンやマジックの汚れには
フローリングのクレヨンやマジックは、床用やガラス用の洗剤で十分落ちます。しかしクレヨンの場合は意外ときれいに落ちるのは、クレンジングオイルです。雑巾にクレンジングオイルをしみこませて、汚れた部分をこすります。
オイルですのでべたべたすることがあります。仕上げに床用洗剤で二度拭きすれば、べたつきはなくなりますよ。
また、マジックの汚れにはメラミンスポンジを使ってみましょう。少量の水を含ませ、軽くこするだけできれいに落ちます。
床掃除を楽しく続けるためのやり方
アロマオイルで癒されながらお掃除
抗菌・抗ウイルス作用や殺菌作用があるといわれているアロマオイルは、ティートゥリーやペパーミントです。すっきりさせてくれる香りが特徴ですね。
もちろんお気に入りのアロマオイルを使っても大丈夫です。部屋中に快適な香りが広がり、お掃除のやる気もアップするでしょう。
水拭きに使用する水に5~10滴加えて混ぜるだけで十分香りが広がりますよ。
妊娠中のママはアロマオイルの種類によっては、気分が悪くなったり、お腹が張ったりしてしまうこともありますので、注意が必要です。