子どもが原因で起こるママ友トラブル。うまく付き合うコツや対処法
子どもを通して知り合うママ友とは、「ちょっと合わないかも」と思っても、簡単に距離をおくことが難しいですよね。ママ友は子育て中の心強い仲間でもある反面、ちょっとしたことでトラブルに発展することもあります。いい関係を続けるために、トラブルが起こりやすい原因や、うまく付き合うコツをご紹介します。
ママ友関係で起こりやすいトラブルの原因
子どものケンカで起こるトラブル
子どもは、自分が悪かったとしても、ママには「何もしてないのにやられた!」と、相手を悪く主張することもあります。そんなときに、ママが子どもだけの言い分を信じて相手を責めてしまうと、大きなトラブルに発展してしまいます。
自分の子どもが言っていることを信じるのは大切なことですが、相手の言い分も聞いて冷静に判断することも大切です。子どものケンカすべてにママが口を挟むのではなく、うまくいくように声をかけてあげると、いい関係が続けられるのではないでしょうか。
SNSでのやり取りで起こるトラブル
よく聞くトラブルの原因としては、「既読スルーをされた」「LINEに書いたことがほかのママに漏れてしまった」「グループLINEでそこにいないママのことを悪く書いて、それが本人に伝わった」などや、「勝手に子どもの写真を載せられた」「イイネをしてくれない」などがあります。
SNSでの小さな不満も、つみ重なるとママ友との関係を激しく悪化させます。利用するときは、「誰に見られるか分からない」ということを意識することが大切ですね。
嫉妬や妬みで起こるトラブル
ママ自身の見た目や、楽しそうに育児をしている姿など、自然にしていても嫉妬されることがあります。また、子どもが勉強や習い事で力を発揮したり、パパが家事に協力的だったりと、家族への嫉妬をする人もいます。
似た環境だからこそ、自分と比べて嫉妬してしまうママもいるのではないでしょうか。色んなママがいるので、自分自身がママ友と比べないようにすることと、嫉妬心をあおるようなことはしないよう心がけましょう。
ママ友とうまく付き合うためのコツとは?
ほどよい距離感を保つ
心を開けるママ友がいるのは心強いですが、距離が縮まってくると遠慮がなくなり、だんだんと相手へ不満を感じるようになることもあります。ママ自身や生活環境が見えすぎると嫉妬にもつながるので、すべてを見せすぎないようにすることが大切ですね。
子どもが小学校や中学校まで一緒、というお付き合いが長くなるママ友もいると思います。壊れたママ友関係は修復するのが難しいので、初めから程よい距離感でお付き合いするといいですね。
うわさ話や悪口は言わない
うわさ話や悪口は、人の耳に入るたびに書きかえられて大げさに伝わることもあります。言った本人が「そんなつもりで言ってない」といったところで、なかなか信用してもらえませんよね。
「ここだけの話なんだけど…」と話したことでも、あっという間にうわさが広まり本人の耳に入ってしまうというのもよくある話です。その場にいない人の悪口やうわさ話は大きなトラブルになりかねないので、余計なことを言わないよう心がけましょう。
SNSの利用には注意する
ママ友を知ることができて初めは楽しかったSNSでのつながりも、更新のたびにコメントをすることが負担に感じてきたという人もいるのではないでしょうか。
また、SNSは自分の交友関係や家族の経歴などが丸見えになることもあります。プライベートの部分がママ友の間でうわさになることがあるので、ママ友にはどこまで見せてもいいのか気を付けないといけませんね。
SNSは一度つながると、なかなか断つことが難しいので、ママ友とははじめからつながらないと決めておくのもいいですね。
トラブルが起きてしまった時の対処法
急に無視された場合
無視されると理由が聞きたいし、もし自分に非があれば直したいと思うのではないでしょうか。ですが、相手の感情も高ぶっているので、直接話すのは避けた方がいいです。身に覚えがないときは、別のママ友にさりげなく聞いてみると理由がみえてくるかもしれません。
つい愚痴を言いたくなるかもしれませんが、トラブルを大きくしないためにも、別のママ友には相手のことを悪く言わないようにしましょう。
無視をするママ友だけに執着していると、いつまでたっても気持ちが晴れません。腹が立っても大人の対応で最低限の挨拶だけはするようにして、時間が過ぎるのを待ちましょう。