赤ちゃんの冬はつなぎ服で暖かく!成長に合った快適なウェアの選び方
寒い冬が始まると、赤ちゃんの洋服もお腹が出ないつなぎの服で暖かい恰好をさせてあげたいですよね。しかし初めての冬だと、色々な種類のつなぎ服があって選び方もよく分からないことがあるかと思います。今回は冬のつなぎ服はどういったものがあるのかや選び方のポイントなどをご紹介しますね。
赤ちゃんのつなぎ服って?種類と着る期間
用途はいろいろ。つなぎ服の種類
そんなときにちょっとつまずくのが、つなぎ服の名前ではありませんか?
カバーオールやロンパース、ツーウェイオールなど、似たような形の服がさまざまなカタカナの名前で呼ばれているので、どれがどれだか分からなくなってしまうこともありますよね。
つなぎ服は、足のところが分かれずにドレスのようになっている、セレモニードレスなどの「ドレス型タイプ」と、ドレス型としても着られるし、スナップを留めればズボン型にもなる「ツーウェイオールタイプ」、単につなぎのようになっている「つなぎタイプ」の3種類に分けることができます。
カバーオールとロンパースの違い
カバーオールとロンパースの1番大きな違いは、足が覆われているかどうかです。
カバーオールはその名前のとおり、足まで全部覆うデザインです。厚手のものから薄手のものまで幅広い種類があります。外国製だと、足先が靴下のようになっているものもあります。
反対にロンパースは足が出るものを指す場合が多いです。カバーオールは洋服として使うのが一般的ですが、ロンパースは薄さによって、洋服としても肌着としても使えるところがポイントです。
歩き出す1歳頃まで。動きやすさを優先して
つなぎ服をいつまで着せるかはパパとママの自由なので、赤ちゃんが快適でいられる服装であることを意識して着せてあげるとよいでしょう。もちろん1歳より前の早い時期からセパレートの服を選んでも問題ありませんよ。
普段の服としてでなくパジャマや肌着としてもおすすめです。つなぎ服なら布団や服がはだけてもお腹が出ないので、冷やしたりすることがなく安心できますね。普段着は卒業しても、肌着やパジャマとしてなら長い期間着せてあげられますよ。
成長に合った冬のつなぎ服の選び方
着せやすいウェアのタイプを選ぼう
前開きタイプは上から下までスナップで留めるようになっているので、寝返りが始まるまでの、まだ首がすわっていない赤ちゃん向けに作られています。寝返りが始まると赤ちゃんの動きが激しくなるので、だんだんスナップを留めるのが大変になってきてしまいます。
前開きの服が難しくなってきたら、頭からかぶるタイプのつなぎ服に変えましょう。かぶるタイプのつなぎ服なら、スナップは股下のみなので簡単に着替えができます。赤ちゃんは1日に何度も着替えることが多いので、ママとしても赤ちゃんとしても、楽に済ませられるほうがよいですよね。
保温性に優れた柔らかいものを
特に冬であれば、保温性に優れた素材がおすすめです。綿素材以外だと、ウールはふっくらししていて肌触りもよいので、赤ちゃんを暖かく包んでくれます。ウールと比べると吸水性にやや劣りますが、似た特徴があるアクリルも暖かい素材です。
裏起毛やフリースなどのつなぎ服は、暖かい反面汗を吸いにくいので、夏用のロンパースや綿素材の肌着を中に着せてあげるのがおすすめです。赤ちゃんが快適に過ごせる服を着せてあげましょう。
分厚すぎるウェアには注意を
特に室内は暖房で暖かく保たれているので、分厚すぎるウェアには注意しましょう。赤ちゃんは大人より体温も高いので、着る枚数も大人よりマイナス1枚と考えてもよいかもしれません。
冬の寒さが気になる場合には、分厚いウェアを1枚着せるよりも、重ね着を意識して服を選んであげてください。もし赤ちゃんが寒そうかな、と思ったときは、ブランケットで包んであげたり、ベストやスリーパーを着せて調節するようにしましょう。
冬を快適に過ごせる暖かいつなぎ服
レイヤード風がかっこいいカバーオール
セパレートタイプの服を着せてみたいけれど、まだちょっと早いのかなと思うこともあるのではないでしょうか。そんなときには、レイヤード風のデザインのものはいかがでしょうか。1枚でかわいくおしゃれなコーディネートが完成するので、ちょっとしたお出かけにもぴったりですよ。
セパレートタイプであれば、ふとした拍子にお腹が出てしまうことはよくありますよね。ですが、レイヤード風のカバーオールであれば、お腹は出ないので安心です。また暖かい生地でできているものを選べば、真冬のお出かけにもおすすめできます。