赤ちゃん連れで保育園の送り迎え!ママが安心できる送迎法にしよう
上の子が保育園に通っている場合、妊娠中や出産直後は、保育園の送り迎えをどうするかは悩ましいことですよね。ここでは、ママが安心して送り迎えをするための送迎方法や注意点を紹介します。また、どうしてもお迎えに行けないという場合の対処方法もあわせてみていきましょう。
赤ちゃんと行く保育園の送り迎えのポイント
妊娠中は安全と体調に気をつけて送り迎え
自転車は転ぶ可能性があるので、妊婦さんは乗らないようにしましょう。
最も安全なのは徒歩ではないでしょうか。気分転換や、よい運動になります。ですが、妊娠中は歩くペースもゆっくりですし、普段よりも疲れやすいです。徒歩の場合は余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
徒歩で15分以上かかる場合や、天気や体調が悪い日は、車・タクシー・バスを使ったり、家族に頼りましょう。車の場合でも、天候の悪い日は運転に十分な注意が必要です。家族や親族に頼めない場合は、自治体のファミリーサポートセンターを利用してみてはいかがでしょうか。
産後すぐはママが無理しすぎない方法を
妊娠前の状態に戻るまでの6~8週間は、医学的に産褥期と呼ばれています。その間はゆっくりと休みましょう。出産の疲労が回復して日常生活に復帰する「床上げ」は、出産から3週間後が目安です。ただし床上げの時期はあくまでも目安で、帝王切開をしたママなど、人によってはもっと長い時間が必要です。
家族や親族などに頼ることも大切です。自分の体の声によく耳をかたむけて、「辛いときは無理しない」ことを守ってくださいね。回復のペースは人それぞれなので、あせらず回復を待ちましょう。
赤ちゃんが外気に触れにくいように注意
気温の変化や人の多い空間も、新生児にはまだ刺激が強いです。体温の調節機能も未熟なため、外の気温の影響を受けて体温が上下しやすく、それが機嫌にも影響します。
免疫力も未熟で病気にかかりやすいので注意しましょう。ウイルスなどへの抵抗力が弱く、肺炎などの重い病気に発展することも少なくありません。乾燥して感染症にかかりやすい冬は特に要注意です。
皮膚もまだ弱いので、紫外線対策も必要です。日よけができるベビーカーのほか、車に乗るときもカーテンなどで直射日光を避ける工夫をしましょう。
保育園に赤ちゃんと送り迎えに行く方法とは
徒歩や自転車で抱っこひもを使う
抱っこひもを使って自転車に乗るには、おんぶできるようになるまで待つのが最低条件です。赤ちゃんのうちは危険が高まるので、自転車は避けたほうがよいかもしれませんね。生後3~4カ月で首がすわった後であれば、自転車に乗せることができます。ただし、地域によってルールや制限が違うので、居住地の道路交通施行細則を確認しましょう。
スピードはゆっくり、雨雪の日や荷物が多いときは乗らないなど、安全第一のルールを守ることが大事です。赤ちゃんを乗せた状態で転倒すると、自分も赤ちゃんも大怪我をする可能性があります。実際に大事故も起きています。ぜひ安全な運転を心がけてくださいね。
ベビーカーならカバーやステップが使える
レインカバーはベビーカーごと包むので雨をブロックできますし、丈が長いものであれば、地面からの雨の跳ね返りも防いでくれます。また、寒さ対策にもなるほか、紫外線・花粉・黄砂・雑菌の対策にもなる優れものなんです。
リクライニング機能があるA型ベビーカーに、子どもが追加で乗れるベビーカーステップを付ける方法もあります。ベビーカーの柱につかまって立つタイプや座るタイプがあるので、子どもに合ったステップを選んでみてください。
比較的楽に行けるのは車での送り迎え
保育園には雑菌やウイルスがどうしても多いので、園の中に入らないほうがよいでしょう。感染症はできる限り予防したいものですよね。駐車場で先生に引き継げる保育園もありますが、園から帰ったらうがい、手洗いを徹底しましょう。
ベビーシートは、新生児用のチャイルドシート、赤ちゃんを車内外に運べるベビーキャリー、車内ではバウンサーと三つの用途で使えるものもあります。車で送迎するときは、ベビーシートの購入を考えてみるのもよいかもしれませんね。