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パパ好きにすると育児にメリット?パパっ子と育メンの育て方とは

パパ好きにすると育児にメリット?パパっ子と育メンの育て方とは

子どもがパパ好きに育ってくれたらママも嬉しいですよね。パパ好きになると育児にもメリットがありますが、子どもと接する時間はママのほうが多くなりやすいため少し工夫が必要になります。ここでは、子どもがパパ好きになる育て方や、パパを育メンにするコツを紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

パパ好きな子どもに育てるメリットとは

ママが体調不良でも安心して任せられる

赤ちゃんのころからパパと接する時間が極端に少ないと、ある程度月齢が進んで人を認識できるようになったときに、パパに対して人見知りをするということもあるようです。仮にそうなると、ママが怪我や病気でどうしても育児ができないときに困ってしまいますよね。

そのため、子どもがパパ好きに育つメリットの一つは、もしものときの備えになるということだといえます。ママが体調不良などで子どもの相手をできないときも、パパがいてくれると安心して任せることができますね。

また、子どもにとっても、不安や寂しさを感じずに済み、むしろパパと遊べることを喜んでくれるかもしれません。生活をしていく上で、体調不良などは誰にでも起こりうることなので、そのときに夫婦で助け合えるとよいですね。

忙しいママがひとりの時間を取りやすくなる

何をするにも「ママ、ママ」と子どもが求めてくれることは、ママにとっても嬉しいですし、我が子を愛おしく感じるでしょう。しかし、常にその状態が続くと、ママも自分の時間を持つことができず疲れてしまいますよね。

子どもがパパ好きで、休日やパパの帰宅後に一緒に遊んでくれると、ママは休んだり自分のために時間を使ったりすることができます。また、子どもがいると進まない家事も、ひとりになって落ち着いて行うことができるでしょう。

毎日育児や家事に追われて忙しいママが、ひとりの時間や、心を休められる時間を持つことは子育てをする上で大切なことです。また、パパにとっても我が子に好まれることは嬉しいでしょう。そのため、パパ好きは家族みんなの幸せに繋がるといえますね。

パパっ子はIQも自尊心も高くなる

イギリスのニューカッスル大学の研究によると、成長期にパパと多くの時間を過ごした子どもは、パパと過ごした時間が少ない子どもに比べて、IQが高くなるという結果がわかったそうです。子どものIQについては、あまり気にしていないママもいるかもしれませんが、低いよりは高いほうが考え方の幅も広がるのではないでしょうか。

また、パパのほうが体を使った遊びや挑戦が得意という家庭が多いので、パパとたくさん遊ぶ子どもは好奇心が満たされ、体が丈夫になるといわれています。

さらに海外の研究では、パパが子育てに積極的だと、子どもの人見知りが少なかったり人間関係を良好に保てたりと、社会性や自尊心の向上にも繋がることがわかっているので、子どもへの期待が高まりますね。

パパ好きな子どもに育てる方法とは

パパと2人だけで遊ぶ時間を作る

子どもがパパを好きになるには、やはり「パパと過ごす時間は楽しい」と感じてもらうことが一番でしょう。そのためにも、子どもとパパの2人だけで遊ぶ時間を作ることが大切です。仕事が忙しく、なかなか子どもとの時間を確保することが難しいというパパは、休日だけでも子どもと思いっ切り遊ぶとよいでしょう。

公園などに行って体を動かしたり、商業施設に行って2人でのんびり過ごしたりしても楽しいですね。パパにしかできない遊びをしてもらえると、子どもはパパの休日が待ち遠しくなるかもしれません。

まだ本格的に遊ぶことができない赤ちゃんには、パパの大きな手で優しくスキンシップをしてもらいましょう。抱っこで近所を散歩してもよいですね。

パパが不在時も子どもの前でパパを褒める

日中仕事をしているパパは、どうしても子どもと関わる時間が少なくなってしまいますよね。平日は子どもの寝顔しか見ることができないという家庭もあるのではないでしょうか。そのため、子どもにパパの存在の大きさを知ってもらうためには、ママのフォローが必要になります。

わかりやすいのは、パパがいないときに子どもとパパの話をすることです。このときに、ママがパパのよいところを話題に出し、たくさん褒めるようにしましょう。

「パパはすごい」「パパはかっこいい」などということを覚えると、子どもは自然とパパのことが好きになっていくかもしれませんね。ある程度言葉が話せる子どもの場合、ママの言葉を覚えてパパに言うこともあり、パパに喜んでもらうきっかけにもなります。

ママが叱る役になりパパを逃げ場所にする

普段子どもと一緒にいる時間が長いママは、危険なことや、してはいけないことを教えるためにも叱る役になっていることが多いのではないでしょうか。損な役回りだと思いがちですが、細かいことにも気がつけるママだからこそできることですし、子どもが成長する上で大切な役割です。

ママが叱る役となっている家庭では、パパは自然とフォロー役に回りやすいでしょう。実は、この関係性も子どもがパパ好きに育つことに繋がるようです。一般的に男性はおおらかで細かいことは気にしないタイプが多いので、パパが逃げ場所になることは合っているのかもしれませんね。

パパが甘すぎると困っているママもいると思いますが、子どもにとっても逃げ場所は必要なので、そっと見守っていきましょう。

子どもをパパ好きにするにはパパを育メンに

大袈裟なほどにパパを褒める

男性は褒められることで向上心や優越感を覚える傾向があるので、ママは子どもの扱いと同じだと思うかもしれませんが、育メンにするために少し大袈裟なほどにパパを褒めてみましょう。

例えば、おむつ替えや子どもとの遊びなど、簡単なことでもやってくれたときは褒めるようにします。「おむつ替えまでしてくれるパパかっこいい」「頼りがいのあるパパで私は幸せ」など、ママが言っていて恥ずかしいと感じることでも、パパは大喜びということもあります。

さらに、ママが感謝の気持ちも伝えるようにすると、パパは自信を持って育児に励んでくれるでしょう。パパの向上心や優越感、自信をうまく利用して、積極的に育児に参加してくれるようになると、子どもからもますます好かれそうですね。
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