マタニティ整体で体の不調を改善しよう!特徴や効果と整体院の選び方
妊娠すると身体にはマイナ―トラブルが出やすくなります。腰が痛い、肩が凝る、とにかくだるい…など医師に相談しても「ホルモンの影響」「妊娠経過は順調だから大丈夫」といわれてしまい、なかなか改善されない不快な症状はありませんか?今回は妊婦さんでも通える整体の選び方やその効果についてご紹介していきます。
マタニティ整体を受けられる時期と特徴
経過が順調なら安定期から9カ月頃までOK
ただしこの時期であれば、誰でも施術が受けられるわけではありません。体調がよく、妊娠経過が良好なことが前提条件。お腹の張りがあったり、出血しているようなときは原則NGです。通い始める前には念のため、産科医に相談してからにしましょう。
体調のよいときに行うのが大前提ですが、妊婦さんの健康状態は日によって変わるものです。予約当日であっても身体の様子がいつもと違う、違和感がある、と感じた場合はためらわずにキャンセルすることも必要です。
妊婦に無理のない姿勢で優しくソフトな施術
妊娠中は急激に大きくなるお腹を支えるために、身体全体に無理がかかります。施術自体が痛みをともなうことはなく、こわばった筋肉を優しくほぐしていき、自分では動かしづらくなっている部位を刺激することで、身体全体のバランスを整えていくものです。
また、お腹が大きいと長時間同じ姿勢をとるのが辛いものですが、マタニティ整体は妊婦さんが苦しくないように、横向き、仰向け、座った姿勢など、適度に姿勢を変えながら行うので身体への負担が小さくてすみます。
身体のケアだけでなく心のケアも
心や頭が疲れてくると、背中周りが固くなりがち。そうなると呼吸が浅くなったり、背中を支える骨盤も歪み始めたり、と身体全体のバランスがどんどん崩れていってしまいます。
マタニティ整体によってこうした身体の歪みを正していくことで、呼吸を深くし、結果的にメンタルの調子も整えていくことになるのです。
また1対1での施術になるので、自然な会話の流れで愚痴や不安を聞いてもらうこともあります。整体師さん自身がママであったりする場合は、出産や育児の経験談をきかせてもらえることもあるでしょう。
プレママに嬉しいマタニティ整体の効果
筋肉をほぐし腰痛やむくみなどのお悩み改善
身体の中心自体がぐらついてくると、そのほかの部分はなんとかしてバランスをとろうと必死になるため、筋肉が過度に緊張することになり、結果的に疲労していき腰痛などの症状がでてくるようになります。マタニティ整体ではまずこの凝り固まった筋肉をほぐし、血行改善をしていきます。
妊娠中によくみられるマイナートラブルの一つ、むくみも全身の血行がよくなることで症状がやわらぐことがあります。
逆子の原因ともなる冷えやストレスの解消
それが妊娠7カ月から8カ月頃になると自然に頭を下にして、ママの骨盤にすっぽりとはまり出産の日を待つようになります。この最終的な体位が決まる妊娠後期に、母体に冷えやストレスが加わると子宮が収縮してしまい、赤ちゃんの自由な動きを妨げてしまうことがあります。
全身の血のめぐりをよくし、身体の緊張をとって心身ともにリラックスさせることが、安産にむけて赤ちゃんに正しい姿勢をとってもらうことにつながるのです。
骨盤のバランスを整えて安産をサポート
これでは全身の血流も悪くなり、身体全体の冷えを生みます。妊婦さんの冷えは、むくみや腰痛、お腹の張りといった妊娠中のトラブルを起こすだけでなく、分娩中の回旋異常や微弱陣痛の原因にもなりえるので避けたいものです。
まずは施術でしっかり筋肉をほぐし、骨盤の歪みをとっていきます。そのうえで日常生活における正しい身体の使い方や、自宅でできるストレッチやエクササイズを指導してもらうことで、骨盤を正しい位置で保てるようになっていきます。
自分にあったマタニティ整体院を見つけよう
口コミやホームページで情報を集める
できれば友人や家族など、実際に施術してもらったことのある、自分が信頼できる人から直に情報をもらえるのがベスト。具体的にどういうところが満足度が高く、逆に不満であったのかというところをこちらから質問しながら、話を聞かせてもらえるからです。
インターネットの口コミサイトでも探すことはできるかもしれませんが、あくまで主観であり、書き手側の一方的な意見であることも加味しながら読むようにしましょう。
また整体院のホームページもチェックしてみましょう。整体師の個性が強くでていることもありますし、相性もあるので事前に確認しておくことをお勧めします。