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1歳の子どもが転んで歯に異常が!すぐにできる対処と受診の目安

1歳の子どもが転んで歯に異常が!すぐにできる対処と受診の目安

公園では地面の状態や、破片に注意しよう

公園や広場は歩く練習には最適ですが、危険もいっぱいです。芝生や野草が育ちすぎて足をとられるかもしれませんし、ひょっとしたらガラスの破片などが牙をむいているかもしれません。こういう公共の場所で遊ぶときには、地面の状態や危険物に注意しておく必要があります。

特に歩く練習をしたいときには、短く刈り取られた芝生の上や、人工芝が敷き詰められた場所などがおすすめです。足に引っかかりにくくて、滑りにくい場所を選びましょう。

さらに気をつけておきたいのは尖ったものです。事前に隅々までチェックし、ガラスやプラスチック、尖った石などを取り除いておきましょう。またコンクリートやアスファルトは倒れたときの衝撃が大きいので、慣れるまでは要注意です。

転んでも痛くない所で一人で歩く経験を

危険物を取り除いたら、転んでも痛くない場所で歩く練習をしてもらいましょう。自分の意思で練習することが習得への早道で、それがけがの防止につながります。

子どもは転倒を何度も経験すると、次第に自分で工夫するようになります。お座りで後ろに倒れるとき、少し頭を持ち上げて背中で受けてから頭をつくようになったり、以前つまずいた場所では特に気をつけるようになったりします。

また危険物がないと転んでも衝撃が少ないので、転倒を気にせず体を動かして遊ぶようになり、だんだん転び方が上手になります。手をついて転べるようになったら「上手に転べたね」などと声をかけてあげましょう。上手な転び方ができるようになることで、歯を折るなどのけがが減っていきます。

まとめ

子どもが転倒して口の中をけがしてしまったら、まずはうがいなどで口の中がよく見えるようにし、落ち着いてけがの状態を確認しましょう。出血があるようでしたら止血処理をして、かかりつけの歯医者さんに連絡をします。抜けたり折れたりした歯を持参すると元に戻せることもありますので、回収して保存することもお忘れなく。

歯の埋入や変色があったときにも、歯科の受診が必要です。きちんと治療をしておけば元どおりになることが多いですので、早めの受診を心がけておきましょう。
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