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パパとの会話がないのがつらい!家庭を円満にするための会話の仕方

パパとの会話がないのがつらい!家庭を円満にするための会話の仕方

仕事や子育てに追われるうちに、ふとパパとの会話が減っていることに気がつくママも多いのではないでしょうか。仲が悪いというわけではなくてもどこか寂しく、子どもへの影響も気になるところですよね。そこで今回は、パパとの会話がなくなる原因や、すぐに実践できる対処法についてご紹介します。

パパとの会話がなくなる原因と問題点

パパとの会話がないのはなぜ?

パパとお付き合いをしているときや結婚当初は会話を楽しむ時間がたくさんあったのに、いつからか会話の機会が減ってしまったという夫婦は多いようです。

そのような夫婦は、お互いに話しかけるタイミングが合っていないと感じることがあるのではないでしょうか。仕事の余韻が残ったパパの帰宅直後や、ママが家事や育児に追われているときなどはパートナーと会話をする気分ではないこともあります。

また、どのような言葉をかけても否定的な返事しか返ってこないと、相手に話しかけるのがつらくなってしまうかもしれません。パパに悩みを聞いてほしくて話したのに、結局自分への説教が返ってきたという経験のあるママもいるでしょう。反対に、パパも同じようなことを経験している可能性も考えられますね。

会話がないとお互いを理解できなくなる

会話がなくても、同じ家に暮らし毎日顔を合わせていれば、相手の気持ちを理解できるだろうと考える人は多いようです。しかし、たとえ夫婦でも自分ではない人間の本心を読み取ることは、想像以上に難しいものです。

そのようなとき、人は相手の気持ちを知るために会話をしますよね。円満な関係を築いている夫婦ほど、お互いの気持ちを伝え合う時間を十分に取り、絶えず移り変わる相手の心を理解しようとする姿勢がみられます。

時間がないことや、相手を分かったつもりでいることを理由に夫婦の会話が減ってしまうと、気づいたときには相手が何を考えているのか分からなくなり、さらに会話が減ってしまうという悪循環に繋がりかねません。二人の間に溝を作らないためにも会話は重要だといえますね。

夫婦の会話は子どもの成長にも影響する

夫婦の会話がなくて悩んでいるママの心配ごとといえば、やはり子どもへの影響ですよね。パパと言い争いや喧嘩をしているわけではなくても、一緒に暮らすパパとママの間に会話がないことは子どもにとって不安要素となります。

どうすればパパとママが仲良くなるのかと考え、二人の気を引こうとする子もいるかもしれませんね。人格形成に大きく関わる幼少期に家庭内で安らぎを得られないと、成長してからも精神的に不安定になったり、周りとどう会話をしたらよいのか分からなくなったりするケースもあるようです。

親としては、子どもには安心してのびのびと育ってほしいですよね。そのためには、パパとママがお互いに向き合って会話をする姿が大切といえるでしょう。

パパとの会話で心がけるとよいこと

感謝と一緒に自分の感情を伝える

誰との会話にも当てはまりますが、些細なことでも「ありがとう」と感謝の言葉を入れて会話をすると雰囲気も明るくなり、お互いに気分よく過ごせますよね。生活をともにする夫婦間であればもう一歩前進し、感謝と一緒にそのときの自分の感情も伝えてみましょう。

例えば、パパが新しい家具の組み立てをしてくれたとします。「ありがとう。私は組み立てが苦手だからパパがいて助かったよ!」と伝えれば、「ありがとう」の一言よりもずっと相手の心に響くでしょう。

ママの言葉を聞いて嬉しくなったパパからは、「よかった!新しい家具はどこに置くの?」などという返事があり、新たな会話が生まれるきっかけにもなるでしょう。お互いに気持ちが明るくなるような会話を心がけていきたいですね。

パパのことを尊重しながら話をする

何年も一緒に過ごしていると、お互いになんでも言い合える信頼関係が築かれていくでしょう。それはよいことでもありますが、ときに相手を傷つけたり不快に感じさせたりすることもあるので注意が必要です。

「親しき仲にも礼儀あり」という言葉のとおり、夫婦といっても別の人間同士なので、伝え方に気をつけて言葉を慎重に選びながら会話を進めていきましょう。相手を不用意に傷つけないためにも、相手を尊重しながら話をすることが大切です。

言いにくいことは、初めに自分を下げて伝えてから相手に話を振るとあまり不快感を与えずに済みます。そして、少し言い過ぎてしまった、伝え方が悪かったなどと後になって思ったときは、できるだけ早くその気持ちを率直に伝えるようにしましょう。

聞き役になることも大切

自分が話したいことを相手に聞いてもらえたとき、人は会話に満足感を覚えるでしょう。ママとの会話を心地よいと感じてもらうためにも、パパから話してくれたときには聞き役に回ることも大切です。

ママが聞き役となって会話を盛り上げるには、パパの話に対する反応や返事がポイントとなります。「うんうん」とうなずきながら静かに聞くのもよいですが、相手に質問を投げかけてより具体的な内容を知りたいという姿勢を見せることで、自然と会話のキャッチボールが成り立つでしょう。

また、「そういうとき嬉しいよね」「それは大変だったね」というように、相手に共感する言葉も効果的です。自分からは会話を打ち切らないように心がけながら、夫婦の会話を増やしていきましょう。

会話を増やすためにできる具体策

夫婦で過ごす時間を作り出す

一日の中で夫婦で過ごす時間はどのくらい取れているでしょうか。朝はママが家事や育児に追われ、パパは夜遅くまで仕事に出ているという家庭では、平日はほとんど二人で過ごす時間を持てないかもしれませんね。一緒に過ごす時間が少なければどうしても会話は減ってしまうので、まずは意識的に時間を作っていきましょう。

例えば、朝いつもより30分早く起きてリビングでほっと一息つく時間を設けたり、パパの帰宅が早い日は子どもを寝かしつけた後に夫婦の時間を作ったりしてもよいですね。

お互いにリラックスして会話ができるように温かい飲み物を用意し、落ち着く音楽を流しながら過ごすのもおすすめです。時間は短くても、一日に一回はゆっくりと会話をする時間を持ちたいですね。
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