子どものイタズラに悩むママへ。収納を工夫して対策をしよう
子どものイタズラに悩むママは多いですよね。成長の証ともいえますが、少し目を離した隙に子どもが引き出しの中身を全部出していたときには、ママも困ってしまいます。そこで今回は、子どものイタズラへの対策をするため、収納の工夫の仕方をまとめてみました。簡単にできることから始めてみましょう。
子どものイタズラは成長の証でもある
行動範囲が広がり様々なものに興味を持つ
「こうしたらどのような音が出るだろう」「この中には何が入っているのだろう」「ママは何を触っているのかな」と、この時期の子どもは好奇心の塊ともいえるでしょう。実は、イタズラの源もその好奇心であるといわれています。
生活をする中で様々なことに興味や疑問を持ち、それを確かめるための行動がイタズラなのです。子どもはこうした探索行動を繰り返すことで視野を広げていくのでしょう。
イタズラにはどのような意味があるのか
何の意味もないように見えるイタズラですが、子どもにとっては研究や実験ともいえる大切な学びの時間を過ごしています。日常生活の中でママやパパがやることをじっと見つめ、同じように自分もやろうとすることがありませんか?
これは、子どもの中に好奇心が芽生え、「こうするとどうなるのだろう」という疑問を自分の手で確かめているのです。その繰り返しは、いずれチャレンジ精神や主体性にも繋がるでしょう。
イタズラが怪我に繋がる危険性も
ガスコンロに手を伸ばしたり、蒸気の出ているポットや炊飯器を触ろうとしたり、特にキッチンは危険がいっぱいです。ほかにも、テーブルやソファによじ登ったり、ある程度身長が伸びてくると窓のカギを開けようとしたりする子もいるようです。
月齢が低くても油断はできず、誤飲や窒息などの心配があるでしょう。「こんなことはまだできないだろう」と思っていても、急成長中の子どもはできなかったことが急にできるようになることもあります。子どもが安全に暮らせるように見守りたいですね。
イタズラしにくい収納方法と対策
子どもの行動範囲に物を置かない
子どもの手が届かないところというと、高い場所に置くか、扉つきの収納ケースに入れる方法が考えられます。筆記用具やリモコン、ティッシュなど、頻繁に使うものは大人が取りやすい高いところ、衣類や薬、本など、あまり使わないものは扉つき収納に入れるなど、使い分けるとよいでしょう。高いところに置く場合は、子どもが背伸びをしても届かないかよく確認することが大切です。
また、子どもが興味を持ちやすいゴミ箱も、卓上型に変えたり、吊るしたりしてイタズラをされない工夫が必要ですね。
見せない収納で子どもに気づかせない
特に収納に困るものに、電気コードや本が丸見えの本棚などがあるのではないでしょうか。電気コードは怪我をする危険もあるので、触ってほしくないですよね。そのようなときは、ホームセンターなどで販売されている配線カバーを被せると、見えなくなるのでイタズラ防止になります。部屋の雰囲気に合わせて塗装をすれば、見た目もおしゃれですね。
また、本の収納に困っているときは引き出しタイプの本棚がおすすめです。引き出しを閉めると中はまったく見えませんし、収納力もあるので役に立つでしょう。
便利で簡単に吊るす収納方法
そのようなときは、吊るす収納がおすすめです。ハサミや子どものスキンケア用品などをS字フックを使って高いところに吊るしておけば、子どもは届きませんし、ママは使いたいときに取り出しやすくて便利です。また、ゴミ箱も壁掛け式にすれば、子どもが触ることもなく安心ですね。
ここまで子どもに触られない収納を考えてきましたが、あえて触ってよい場所を作っておくことも、子どもの好奇心を満たし、ほかのものへのイタズラ防止に効果的でしょう。