化粧をしたまま昼寝をしたとき。化粧直しや昼寝のメリットについて
昼寝には様々なメリットがあります。ぜひママの生活習慣にも取り入れてもらいたいのですが、ただ気になるのが「化粧」のようです。化粧をして昼寝をしても肌にダメージはないのでしょうか。また昼寝のあとに化粧が崩れることがありますが、予防策はあるのでしょうか。今回は昼寝と化粧についてお伝えいたします。
化粧をしたまま昼寝をしたときの肌への影響
昼寝は短時間なので肌の問題は起きにくい
朝にメイクをして夜落とさずに寝てしまうと、翌朝メイクを落とすまで24時間つけっぱなしの状態になってしまいます。このように長時間メイクを落とさないで「寝てしまう」ことが「肌に悪い」のです。
昼間に短時間昼寝する程度であれば、肌に問題は起きにくいようですよ。
長時間メイクを落とさないことが肌に悪い理由は、古くなった皮脂が酸化して肌を刺激するため、肌が老化しやすくなってしまうからです。美肌を保つためには、どんなに忙しくてもメイクを落としてから就寝するようにしましょう。
夜はメイクを落とさないと肌トラブル原因に
主なダメージは酸化です。メイクに含まれる鉱物油や1日過ごして分泌した皮脂などの油分は、時間が経つにつれて肌の上で酸化します。酸化した油分により肌表面の角層が厚くなって「ごわつき」や「くすみ」が発生するのです。
怖いのは酸化だけではありません。化粧品に含まれる防腐剤や香料、着色料なども、長時間肌につけていることでダメージを与えたり色素沈着を起こしたりすることが考えられます。
疲れていると就寝前の洗顔が適当になってしまいがちですが、どんなに疲れていてもメイクはきちんと落としてから就寝することで肌トラブルを少なくできますよ。
疲れたときでも時短グッズなどを利用して
おすすめが拭き取り用クレンジングシートやオールインワンコスメです。拭き取り用クレンジングシートで優しくメイクを拭きとり、オールインワンコスメでスキンケアを済ませれば短時間で肌ケアが完了しますよ。
ただ、いくらクレンジングシートで優しく拭き取っても摩擦は生じます。毎日のケアとして利用すると肌のくすみやシミにつながる可能性があるので月1~2回にとどめましょう。
オールインワンコスメも同様です。時間のあるときは化粧水や乳液など、それぞれの効果を十分発揮する丁寧なスキンケアをしましょう。
昼寝後の化粧崩れが気になるときは
化粧直しが不要になる化粧下地を使ってみる
実は様々なメリットがある昼寝。化粧崩れを気にして昼寝をしないのはもったいないです。対策をして、気持ちよく昼寝をしましょう。
おすすめしたいアイテムの一つが化粧下地です。肌のきめを整えて肌を健康的に見せてくれます。
化粧下地を塗る時間を惜しむママもいますが、ひと手間加えるだけでファンデーションののりや持ちがよくなります。化粧直しの時間を考えると時短になるかもしれませんよ。
化粧下地によっては夜まで化粧崩れしにくくなります。各社から優秀な化粧下地が販売されているので、ぜひチェックしてくださいね。
ミスト化粧水を使ってぱぱっと化粧直し
ミスト化粧水の使い方をご紹介します。
1、ミスト化粧水を振りかける
保湿成分が顔全体にいきわたるように約20cm離して少しずつ位置を変えながら数回振りかける。
2、ティッシュでオフ
ティッシュを顔に乗せて手で優しく押さえる。化粧崩れしやすい鼻周りはティッシュを小さく折ってもう一度押さえる。(皮脂とファンデーションが馴染んで化粧崩れが気にならなくなる)
最後にパウダーファンデーションを化粧が落ちた部分に乗せていけば完成です。鼻周りを中心になじませましょう。
化粧崩れをしにくいお昼寝枕を利用
そんなときはテーブルで使用できる、化粧崩れしにくいお昼寝枕を利用しましょう。オフィスでお昼寝枕を使用して、化粧崩れを防止しながらお昼寝をしているワーママもいるようですよ。
お昼寝枕は様々なタイプが販売されています。真ん中に穴が開いたドーナツ型の物は、伏せ寝しても息がしやすく化粧崩れしにくいです。また斜めの形状になったものは伏せたときの姿勢が楽です。
そのほかにも独特の形状で化粧崩れしにくく快適に昼寝ができる枕がたくさん販売されています。お気に入りの枕を見つけてくださいね。