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小学校入学前の知能検査。内容や再検査の場合、特別支援学級について

小学校入学前の知能検査。内容や再検査の場合、特別支援学級について

年長になると、秋ごろに就学前健診があるという話を聞くこともあるでしょう。どんな検査なのか、知能検査はどのような問題が出るのかと心配になってしまいますね。この記事では、小学校入学前の知能検査や健康診断の内容について、再検査になったときの特別支援学級についてお伝えします。

知能検査が行われる就学時健康診断について

身体の健康状態と知的発達状態を検査します

小学生前の就学時健康診断は、小学生になる5~6カ月前に案内のハガキが届きます。地域によって多少の違いがあるかもしれませんが、基本的には住所のある校区の小学校で実施されることがほとんどです。

検診と健診が2日間に分けて行われる地域と、1日ですべて終わってしまうなど地域差があり自治体によって違いがあるようです。検診は知能検査や聴覚・視力検査、言葉の調査があります。健診では、内科、眼科、耳鼻科、歯科検診を小児科や専門の先生が診てくれます。

知能検査は数の多い少ないの問題、四角や三角を描くなど、幼稚園でやっているような簡単なものです。どうぶつや身近なものを使って、遊びの1つとして楽しく検査を実施してくれます。

検査を受けるにあたっての準備や注意点

就学前健診を受けるための特別な準備は必要ありません。案内のハガキに沿って、子どもの上履きやママのスリッパ、筆記用具などを準備してくださいね。耳鼻科健診があるので、髪が耳にかからないようすっきりと束ねるか、この機会に可愛くカットしてもよいですね。

歯科検診のために、前日の仕上げ磨きをしっかりしておくことは普段の歯科検診と同じなので親子で慣れていますね。視力が悪い場合は、メガネを持っていくことを忘れないようにしましょう。

就学前健診は、子どもの健康状態や知的発達の度合いを調べるものです。知能検査があるからといって知育の勉強はしなくても大丈夫です。子どもにプレッシャーをかけ過ぎると、正しい診断ができないので気を付けてくださいね。

受診を拒否することはできるの?

就学時健康診断は義務付けられているものではありません。特別支援学級に入学予定や指定の会場へ行くことが難しい場合には、受診しないという選択もできるようになっています。

引っ越しが決まっていて指定日に受信できないときや、入学を希望している学校で受診したいときは、自治体へ連絡すれば相談にのってもらえるでしょう。就学前健診は、就学前年度の11月下旬までに実施することがほとんどです。学校の説明会を兼ねている場合もあるので、希望の学校の日程が過ぎてしまうと残念です。

就学前健診のハガキが届いたらすぐに自治体へ問い合わせるか、前もって進学先がわかっているなら早めにスケジュールを確認しておくことをおすすめします。

小学校入学前に行われる知能検査の内容

親も一緒に受診するの?かかる時間は?

就学時健康診断は、一般的には年長の10月頃にハガキが届き、その案内に沿って会場で受診する流れになっています。就学時健康診断は会場になっている小学校などに子どもを送っていき、受付を済ませてください。

子どもだけで教室へ検診や健診を受けに行きますが、学校の先生や自治体のかたが案内してくれるので心配はいりません。親は、そのまま体育館で食育や生活リズムについてなど入学に向けた説明を聞く場合があります。

就学前健診にかかる時間は受診する人数にもよりますが、内科、眼科、耳鼻科などの健診や知能検査を含めると1時間半~2時間程度はかかると思っていたほうがよいですね。最後に小学校の先生との簡単な親子面談が予定されている場合もあります。

物の認知や数の理解を調べる【知的検査】

知的検査があると聞いて、勉強させたほうがよいかなと心配になるママも多いかもしれませんが、就学前健診の検査は、身近にある果物や動物などを使った間違い探しや絵を見て数が多いほうを選んだりする簡単なものがほとんどです。

難しいものではなく、遊びの1つと考えてよいでしょう。日ごろから、物の数を数えたり、男の子と女の子どちらが多い?など簡単な質問をしていれば、特別な勉強はしなくても大丈夫ですよ。

問題に正解したかどうかも大切ですが、落ち着いて席に座れるか、問題に前向きに答えようとしているかなど、学ぶ姿勢のほうが重視されることもあるでしょう。小学校で、友達と勉強できるか、先生の言うことを座って聞くことができるか調べる目的もあるのです。

言葉の発音や理解を調べる【言語検査】

普段の生活で言葉が話せても、正しい発音ができているかどうかはわかりづらいものですよね。単語や文章は気を付けていても、発音は気にしていないというママも多いでしょう。就学前健診では、専門の先生が子どもの発音を聞いて検査をしてくれます。

耳に病気があれば言葉の聞き取りができないために、正しい発音ができていない場合もあります。検査は、簡単な言葉で行われます。検査に必要な語彙を含んでいる言葉を聞いて復唱するよう子どもに促してくれるので無理なく検査ができるようになっています。

例えば「先生の言う言葉を繰り返し言ってみてね」と言って動物の名前やあいさつなど子どもが普段から使う言葉を使ってくれるので、子どもも自然体で検査ができるのです。
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