30代になると友だちが減る?減ったと感じる理由と新たな出会い
「最近友だちが減ったように感じるなあ。周りから嫌われているのかな」と元気のない30代のママ。自分だけ友だちが減っていると悩まなくても大丈夫ですよ。30代は人生の転換期ともいえる時期で、友だちと疎遠になるケースが出てくるのは当然の流れです。そのように感じる理由や新たな友だち探しについてご説明します。
30代のママは家庭内でも変化が多いとき
2人目や3人目の妊活に焦り始めるママも
最近は、晩婚化の影響で1人目の子どもが20代の後半に産まれたり、30代になってから産まざるを得なかったりすることが多くなってきているようです。そこで、30代のママにとって妊活という言葉が重要なキーワードになってくるのです。
女性・男性を問わず、30代後半から不妊の確率が高くなるといわれています。35歳のママの妊娠確率は18%、40歳だと5%というデータもあるほどです。妊活を焦り始めたママであれば、友だちと会う機会が減ってしまうかもしれませんね。
子どもの入学にともない働き始めるママも
筆者のママ友は「子どもが中学生になるまでは家にいる」と言って就職しなかったのですが、数少ないケースかもしれません。パートタイムで働き始める時期としては、やはり小学校入学と同時にというのが多いようです。
ママが出席する行事も減り下校時間も遅くなりますし、地域によって様々な学童保育もあるので、長時間のパートが可能になります。働き始めたママが、今までの友だちと接する時間が少なくなるのは当然といえますね。
30代働き盛りのパパは不在が多い場合も
そのため、帰宅するのは0時を過ぎるということも珍しくはなく、平日に子どもの顔を見られるのは寝顔だけというパパもいるようですね。なかには休日出勤で休みの日まで仕事に出かけなければならなくて、子育てはママに任せっきりのパパもいます。
ただ、パパもできれば家事や育児を手伝いたいと思っていますので、休日はママと子どもと遊ぶ時間に充てることもあるでしょう。いずれにせよ、どうしてもママひとりに家事と育児の負担がかかってくるので、今までの友だちと連絡を取る時間がなかなかとれなくなりますね。
30代で友だちが減ったと感じる理由
環境の違いで会話が合わなくなる
これはママにとっての最大の関心事が子どもになってしまうのに対し、独身の友だちは子育てに対しての興味がさほどないことに起因しているようです。ママにとって子どもやパパの話は当たり前でも、聞かされる友だちにとっては自慢話のように思えるかもしれません。
ママとすればそんなつもりはなくても友だちはそのように受け取ってしまい、中には不快にすら感じる人もいるでしょう。会話も楽しくないものとなり、自然と疎遠になってしまう結果となりかねませんね。
ママ友とのつき合い方が分からない
ママ友同士の集まりには、必ずといってもよいほどリーダーが存在します。自分が乗り気でないにもかかわらず、そのリーダーの意向でイベントが開催されたり予定が決まったりすることに疲れてしまい、参加する回数が減ってしまうママもいるようです。
また、専業主婦とフルタイムのママ友同士の場合だと、生活のペースも違い微妙な距離感が生まれるようです。子どもたちのいさかいで、親同士の仲が悪くなってしまうこともあります。子どもの学業の優劣が生じた場合に、子どもは特に気にしていなくても親が気にしてしまい疎遠になることもあるようですよ。
引っ越しなどで疎遠になる場合も
現在住んでいる近くにマイホームを持てればよいのですが、遠方に引っ越して新居を持つ場合もあるでしょう。会社に勤務していれば転勤ということもあり得ます。いずれにしても遠方に引っ越すことになると、仲のよかった友だちと会う機会が減ってしまうのは仕方がないことですね。
土地勘のない引っ越し先で新しい友だちを作ることはそう簡単ではないでしょう。引っ越し先では新しい環境に慣れるのに心がいっぱいになりがちだからです。
30代ママが新しく友だちを作るには
ママ友つき合いをポジティブに捉えよう
しかし、ママ友の中には同じ悩みを持った人がいたり、子育てについてアドバイスをくれたりする人もいます。子どもを通じた中での友だち関係ですので、同じ境遇や環境にいるママ友が多いということなのでしょうね。
その点を考えると、ママ友つき合いはポジティブな要素もあるといえますね。ママ友つき合いをつうじて地域の貴重な情報が入って来たり、子連れでのお出かけ情報をゲットできたりするのです。様々な場面で積極的にママ友を作ってみたらいかがでしょうか。