抱っこ紐はいつから使う?自分にあった抱っこ紐を見つけよう
抱っこ紐には、様々な種類があり、どれがいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?今回は、抱っこ紐の種類をはじめ、それぞれの特徴、自分に合う抱っこ紐の選び方のポイントをお伝えします。これから出産準備をされる方は、ぜひチェックしてみてください。
抱っこ紐はいつからいつまで使うの?
新生児にも抱っこ紐は必要?
生まれてすぐの頃や、首がすわる前の時期は、外出することも少なく、抱っこ紐はいらないと感じる人もいるかもしれません。
ただ、すぐに働き始める予定の人、家事などを助けてくれる人が身近にいない場合には、買い物に出かけたり、用事があって外出したりしなければならない時など、抱っこ紐があると便利な場合もあります。
生活が車中心ではなく、公共交通機関や徒歩中心になる場合には、抱っこ紐がなくても不便はないか?など、生活の場面での必要性を考えながら、検討しておくといいですね。
赤ちゃんへの影響はあるの?
時々、抱っこ紐から降ろしてあげたり、ハイハイやたっちさせてあげたりすることで負担を軽減することができます。ママ自身のためにも、休憩することを意識して取り入れてみると楽になります。
また、抱っこ紐の種類や、頭や体の位置によっては、紐が赤ちゃんの顔や太ももに擦れることもあります。専用カバーを着けて、赤ちゃんの肌を保護したり、ベルトや紐の位置をチェックしたりするようにしましょう。
抱っこ紐の中は熱がこもり、おむつも蒸れやすいため、かぶれなどの肌トラブルに繋がりやすいので、こまめなおむつ交換と体温調節にも気を付けて。
ベビーカーとの併用期間
抱っこ紐は、子どもを抱っこ・おんぶできることで、両手が自由に使えることが一番のメリットです。使用時に幅をとらず、身動きもとりやすいため、混雑時や狭い場所などでも活躍します。コンパクトにできるものも多く、持ち運びに便利なのも嬉しいところ。
ただ、その反面、ママの体への負担は大きく、肩や腰の痛みなどに繋がるケースも。
長時間のお出かけ、買い物など荷物が多くなる場合には、子どもを寝かせたり、荷物を入れたりできるベビーカーがあると安心です。両方を共用したほうがいい場合もあります。
抱っこ紐の種類と特徴を知ろう
横抱っこタイプの特徴
横抱っこタイプは、主に新生児〜ねんね期向けと言われています。横抱っこタイプは、寝ている体勢のまま抱っこできるので、赤ちゃんにとっては、ベッドで寝ているようで居心地のいいタイプです。
腕は疲れにくいですが、赤ちゃんが横寝ている体勢のため、横幅が出てしまい、片手も空かないため、抱っこしながら家事を行うことは難しいタイプです。首がすわってきたら、縦抱っこタイプなどに買い換える必要が出てくることも。
ただ最近では、新生児でも使える縦抱っこタイプのものもあるため、「子どもを抱っこして家事を進めたい」「赤ちゃんと密着したい」など目的や生活に合わせて選ぶといいでしょう。
縦抱っこ&おんぶタイプ
縦だっこタイプには、対面型と前向き型があります。対面型は、赤ちゃんとの密着性がよく、心音も聞こえるため、安心できます。両手は空きますが、前に子どもがおり、家事をしにくいことも。
前向き型は、前を向いた状態で抱っこするため、赤ちゃんの視野が広がり、様々な経験ができます。前傾になりやすく、腰の負担が大きいため、使用は短時間にしておくとよいでしょう。
おんぶタイプは、昔から日本にある抱っこの方法で、赤ちゃんの居心地もよく、両手も空き、比較的自由もきくので、家事もしやすいです。ただ後ろの子どもの様子がわからない場合があります。
スリングタイプの特徴
スリングは、ほとんどが布でできていて、ブランケットやひざ掛けとしても利用でき、キャリータイプと併用している人も多くいます。慣れればすぐに装着できるタイプもあり、コンパクトなのも人気の理由の一つ。
ただ、手で支える必要があり、両手が空かない、布を支える片側の肩への負担が大きいなどのデメリットも。
様々な種類があり、選択肢も多いからこそ、購入前には、使用する年齢・月齢や生活スタイルを再確認し、使い勝手がよいもの、安心して使えるものをしっかり相談しておきましょう。
抱っこ紐選びのポイント
自分の生活と機能性はあってる?
例えば、生後すぐの検診で、公共交通機関を使う場合は、新生児から使える抱っこ紐を選ぶことが必要になりますし、ベビーカーなど別のアイテムが必要になるケースもあります。
<抱っこ紐選びのポイント>
・抱っこ紐を使うのはどういう時か?
・普段の移動手段は車か公共交通機関か?
・一人で着脱などができるものか?
・抱っこ紐の素材や通気性などの機能はあっているか?
・夫婦で使える種類、サイズのものか?
赤ちゃんの誕生時期によっては、メッシュやケープなど、使っている素材や付属アイテムの用意を考えておく必要もあります。