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小学校入学前のお年玉事情 これだけは覚えておきたい伝統とマナー

小学校入学前のお年玉事情 これだけは覚えておきたい伝統とマナー

海外のお年玉について(中国編)

中国にもお年玉を配る文化があります。中国本土では赤い袋や紙に包んで渡すので、「紅包(ホンパオ)」と呼ばれます。

地域によって渡し方が少しずつ変わりますが、中華圏では一般的に同じような風習があります。日本と違うのが、自分の子どもや親せきの子どもだけではなく、色々な人に配らなければならないところです。たとえば、マンションの管理人やレストランの店員、会社の部下など日頃お世話になっている人に幅広く配ります。

特別に名前が付いたものもあり、会社の社長や上司から従業員に配られるものを「開工利是(ホイゴンライシー)」と呼びます。また、親から子どもに渡すものを「圧歳銭(アッソイチン)」と呼び、子どもたちを祟りから守り、一年の幸せと健康を願う意味があるようです。

夏にもお年玉はあるの?

お年玉の夏バージョンとして、ここ数年で広まってきた「お盆玉」があります。「お盆玉」と書かれたぽち袋も、夏になると見かけるようになりましたね。これは、お盆の時期に子どもたちにあげるお小遣いのことです。山形の一部地域で行われていた「お盆小遣い」という風習が由来といわれています。

お正月と同様、お盆も実家や祖父母宅に帰省したり、親戚が集まったりするのなら、子どもたちにお盆玉をあげる機会もありそうですね。これも一般的に、金額の相場はお年玉と同じくらいのようです。

また、祖父母側の方は、お盆時期に孫が遊びに来ると、お小遣いを渡すこともありますよね。その際に、「お盆玉」としてぽち袋に入れて渡してあげると、喜ばれるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、知っているようで意外と知らない、小学校入学前の子どもに渡すお年玉についてまとめてみました。特に小さい子に渡す場合は、子ども本人というよりも、子どもの親とのお付き合いの意味合いの方が強いので、失礼のないように気を付けたいですよね。
 
そんなときに、一般的な金額の相場やマナーを知っておくと安心です。とはいっても、相手との関係の濃さによって変わってくる部分も多いので、参考程度に心にとめておいていただけるとうれしいです。
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