4歳児の人見知りが心配。発達障害の可能性や人見知りの克服方法
子どもの人見知りは焦らずに克服しよう
人の集まる場所にゆっくり慣れていこう
ですから少しずつ人と触れ合う場所に慣れるように、公園に出かけたり、子どもの集まりやイベントなどに出かけましょう。けれども子どもがママに隠れて輪の中に入りたがらないなら、初めは見ているだけで構いません。
慎重な性格の子は、よく観察したあとに大丈夫だと思ったり、興味をもったりするとだんだん輪の中に入っていくことが多いです。ママが楽しそうに参加することも子どもに安心感を与えますよ。
ママが人との関わり方を教えよう
笑顔で挨拶すれば、周りの人も笑顔で返してくれる。それだけでも子どもが人との関わりを学べます。小さい子どもがいれば、ご近所の方から「かわいいね」「いってらっしゃい」などと言葉をかけてくれることもあります。
そんな中で、一言二言でも声をかけあえば人と話す楽しさを見て学べます。またイベントなどでも子どもと一緒に楽しく参加し、機会があれば周りと話をしたり笑顔を交わしたりすれば、子どものお手本になります。ママが無理せず周りと交流し、子どもが人と話すことは楽しいと感じられるとよいですね。
人見知りの子どもを否定するのはやめよう
ママは励ますつもりで「そんなに恥ずかしがっていたらお友だちができないよ」などと人見知りを否定するようなことを言ってしまうかもしれませんが、繊細な子どもは自信を失って逆効果になりがちです。まずは人見知りという子どもの個性を認めつつ、少しずつ人に慣れて子どもが友だちと一緒に遊ぶのが楽しいと思えるようになるとよいですね。
それにはスモールステップで、始めはママの見守る中で気の合いそうなお友だちと2人で遊ぶことから、3人4人とだんだんと人数を増やしていくのもよい方法です。
まとめ
思い出してください。自分の子どものころ、周囲に人見知りの子はいませんでしたか?その子が後に社会でやっていけない状態かといえば、必ずしもそんなことはないですよね。
ママが子どもの様子に疑問があれば早めに相談することをおすすめしますが、そうでなければ、少しずつ人見知り改善の取り組みをしつつ、ママと一緒にいる期間を楽しむのもよいかもしれませんね。子どもはきっといつか、ママの手を放して友だちといるのを楽しむときがやってきますよ。