三姉妹の真ん中っ子の特徴とは?中間子の個性を上手に伸ばす育て方
三姉妹だと家の中が華やかなイメージがあるママもいるでしょう。しかし、実際に3人の子育てをするのが大変なのは想像できますよね。ママは、真ん中っ子にかまう時間がほかの子より少なくなることが多いそうです。今回は、三姉妹の真ん中っ子の特徴を知って、中間子の個性を上手に伸ばす育て方を考えてみましょう。
三姉妹の真ん中である次女の特徴とは
コミュニケーション能力が高い
三姉妹の真ん中である次女は、コミュニケーション能力が高いそうです。姉妹やママの様子を見ながら、自分がすべき行動を瞬時に考えることができます。相手が喜ぶ言葉を掛けたり言わない方がよい言葉を慎んだりするコミュニケーション方法を、無意識に学んでいるそうです。
コミュニケーション能力が高いと、初対面でも仲良く話せてすぐに友だちができ、いつのまにかムードメーカーになっていることも多いそうです。また、喧嘩などで雰囲気が悪くなることが苦手です。得意のコミュニケーション能力でフェアで円満な解決に一役買うことが多いのも次女の特徴です。
自立心が強く、自由人
ひとりで時間を過ごしているうちに、周りに頼らずに解決できることが多くなったり自分でなんでもできるという自信がついたりすることが、真ん中っ子の自立心の強さにつながっているそうですよ。
また、マイペースな真ん中っ子にとって自由でいられることが居心地がよい環境だといいます。周りから干渉されることや束縛されることが苦手なので、気分が乗らない場合はひとりで違う行動をとることもあります。
真ん中っ子への干渉や束縛は避けて、自由に過ごせる環境づくりを心掛けましょう。
一見分かりにくいけれど実は寂しがり屋
ママは無意識に長女にはいつまでも慎重に接します。末っ子が生まれるとママの注目が真ん中っ子ではなくなってしまい、寂しい思いをすることがあるそうです。
ママや周りの人にかまってほしくて、目立とうとしたり注目を集めようとして努力をしたりします。頑張ったときに気に掛けてもらえて褒められると、存在を認めてもらえたと感じて心が満たされるそうですよ。
基本的にはひとりの時間が好きなので甘えたいときとの差がはっきりしています。タイミングがずれると真ん中っ子の態度が変わり、ママが手を焼くと感じることもあるそうですよ。
長女と末っ子の特徴と仲良し三姉妹のコツ
面倒見のよさと隠れ甘えん坊が同居する長女
たとえば、「ちょっとだけ一緒に遊んでね」などと、ママから妹のお世話を頼まれるとします。すると長女は、自分がしたい遊びを我慢して妹が楽しめる遊びを優先したり妹ができないことを手伝ったりします。そのようなことを繰り返すうちに、自然に年下の面倒見のよさが身につきます。
しかし、本当はママに甘えたい気持ちでいっぱいです。妹を優先するあまり、甘えたい気持ちが隠れてしまっているのです。甘えることにも慣れていないので、ママはまず長女の気持ちに耳を傾けるとよいですよ。そしてときには、ぎゅっと抱きしめて愛情を伝えましょう。
末っ子は甘え上手の姉キラー
末っ子は、お姉ちゃんと過ごす時間が長かったり、いつもお姉ちゃんが身近にいたりします。ですので、なにか困ったことがあると、真っ先にお姉ちゃんを頼ったり甘えたりします。この関係は、大人になっても続くことが多いそうです。姉妹の強い絆は、幼いころの環境が影響しているのですね。
また、お姉ちゃんと過ごしているので年上とのコミュニケーションも得意です。お姉ちゃんの友だちなどの年上の子どもに、上手に甘えたり遊んでもらったりする末っ子は多いですよ。
仲良し三姉妹に育てるためのコツ
生まれてくる順番はママにも子どもにも決められません。ですので、「お姉ちゃんなんだから」「妹なんだから」という声掛けは避けましょう。とくに、お姉ちゃんはママが思うよりも我慢しているそうです。感謝の気持ちを持ってお姉ちゃんに接することで、認められたと感じて妹にも優しくなれるでしょう。
家族でたくさんコミュニケーションを取ることも大切です。家族で過ごすことで、姉妹同士の会話が増えてそれぞれの考え方や意見を認め合えるでしょう。ママは、質問を投げかけるなどして姉妹が会話をしやすい環境をつくりましょう。