春生まれの新生児。赤ちゃんのお世話の仕方と過ごし方のコツ
春に赤ちゃんが生まれる予定のママやパパは、どのような準備をすればよいのでしょう。春に快適なベビー服や、お世話をするときにあると便利なものをご紹介します。また、春生まれの新生児との過ごし方のコツもお伝えします。出産準備を楽しみながらゆったりとした気持ちで過ごしましょう。
赤ちゃんが快適に過ごせる出産準備をしよう
春生まれのために出産準備を始める時期は
赤ちゃんの性別が分かってから出産準備を始めるママや、お腹が大きくなる前の妊娠中期にお店に出かけてアイテムを買い揃えるというママもいますよ。ママの体調が安定している時期なので余裕を持って出産準備を始められますね。
また、春は暖かい日と肌寒い日を繰り返しながら、少しずつ穏やかで過ごしやすい気候に向かいます。ですから、基本的な衣類などはあらかじめ準備しておき、店頭に初夏のアイテムが並び始めてから新たに買い足したというママもいますよ。
肌に触れる素材は優しいものを選ぼう
春の始まりの時期は、日中は暖かく心地よいですが、朝晩が冷え込む日もあります。朝の冷え込みに合わせて着すぎると、日中に汗ばんでしまうかもしれません。ですので、薄手の肌着を2~3枚重ね着するなどして体温調節を心掛けましょう。
肌着の素材の中でも、フライス素材は肌に優しいコットン素材で、オールシーズン着られて重宝します。伸縮性があり赤ちゃんの手足の動きを妨げません。お着替えもしやすいのでママも助かりますよ。
また、温かいニットガーゼや通気性があるダブルガーゼは肌触りが柔らかく、まだ肌寒さを感じる春の始まりや、気温が暖かくなる春の終わりの時期に適していますよ。
今後のお出かけシーンの準備もしておこう
お出かけの手段にもよりますが、一般的にベビーカー、抱っこ紐、チャイルドシートを準備する家庭が多いようです。とくに、車でお出かけする機会が多い場合は、チャイルドシートを忘れずに準備しましょう。
また、基本的に春は過ごしやすい気候ですが、1日の中で寒暖差があったり気温が安定しない日もあったりします。ベビーカーでのお出かけには、ブランケットなどを用意して暖かく過ごしましょう。
紫外線や花粉などが多くなるのも春の特徴です。ベビー用の日焼け止めや空気清浄機、除菌スプレーなどがあると安心ですね。
春生まれの新生児の洋服の準備と着る方法
短肌着、コンビ肌着のセットを準備しよう
肌着は丈が短い短肌着と股にスナップがついているコンビ肌着を準備しておくと、春から夏にかけての温度調節もしやすく便利ですよ。
1枚で着たり、短肌着とコンビ肌着を重ねて着ることもできます。洗い替えのことも考えて、だいだい4~5枚ずつ準備すると安心です。
また、お店で短肌着とコンビ肌着が数枚ずつ入った新生児ウエアセットが販売されています。もし、迷った場合はこのようなセットを準備しておくのもよいですね。
洋服には2WAYオールがあると安心
2WAYオールとは、ドレスオールの股の部分にスナップがついていて、ズボンのように形を変えて使うことができます。赤ちゃんがよく足を動かすようになったら、ドレスオールの裾がめくれ上がってしまうので、その際にズボンとしても使える便利な洋服です。
2WAYオールは、新生児期から生後6カ月ごろまで長い間着られるので、経済的で重宝します。こちらは、普段着やお出かけ用を考えて3~4枚あると助かりますよ。
新生児が洋服を着るためのコツ
ママが声を掛けながらやると、赤ちゃんが安心したりママ自身も落ち着いたりできるので試してみましょう。初めは難しいかもしれませんが、楽しい雰囲気を心掛けるとよいですよ。
春生まれの新生児は、短肌着にカバーオールを着ることもあります。温度変化によって、暖かいときは短肌着の上にコンビ肌着でもよいですね。ママが気候に合わせて調節しましょう。
また、暖かい場所を選んで赤ちゃんの着替えをすると快適ですよ。
新生児との春の生活での注意点やコツ
まだまだ寒い日もあるので室温に注意
新生児期の赤ちゃんが快適に感じる室温は20~25℃です。住んでいる地域によっても異なりますが、春の朝晩は、とくに寒いこともあります。赤ちゃんの体が冷えてしまわないように暖房をつけるなどして、室温を調節して過ごしましょう。
夜寝るときに心配であれば、新生児用のスリーパーなどを使うのも一つの方法です。ガーゼやコットン素材のスリーパーは肌触りがよく快適です。寒いときは温かく、夏は汗を吸収して寝冷えを防ぐので通年使うことができるメリットがありますよ。