ママの毎日を日記に残そう!書く内容やメリット、楽しく続けるコツ
赤ちゃんの日々の成長を日記に残しておきませんか?「初めて寝返りをした」などの記念日はもちろん、食事や睡眠時間も書き残せるので、赤ちゃんの体調を管理するのにも一役買ってくれる優れものです。育児日記に書く内容をはじめ、どのような活用方法があるのか、また、育児日記を続けるコツなどを紹介します。
ママの育児日記、どんなことを書けばよい?
子どもの食事や睡眠などの生活リズム
ビジネス用手帳と違うところは、24時間すべてが表記されている点でしょうか。まさに赤ちゃんのお世話に休む暇はありませんので、睡眠時間や授乳のタイミング、うんちの時間など赤ちゃんの様子を細かく記すことができます。保育園の連絡帳も、3歳未満の間はこのタイプのものが多いようです。
生活のリズムが把握できると、赤ちゃんの機嫌や体調が悪いときに食欲の有無や排泄の回数、睡眠時間などすぐ見返せますし、ママが不在でもほかの家族の参考になるのでとても便利ですよ。
ママも嬉しい、子どもが初めてできたこと
寝返りやハイハイ、お座りなど、身体的な発達は乳児健診でいつ頃できたか尋ねられたり、母子手帳に記入する欄があります。「え~…いつだったかなぁ」と記憶があいまいになる前に、さっと育児日記を取り出して書いておくと安心ですね。
育児に行き詰まってしまったときや、落ち込んだときに読み返すと元気が出てくることもあるので、詳細を書き残しておくと、当時の感動がより鮮明に思い出せてよいでしょう。
どんな言葉をいうようになったなど、お喋りを始めた頃のことも書いておくと成長を感じられて楽しいですよ。
笑顔の瞬間、面白かったことや可愛い行動
たとえば、いつも自分の手を舐めていたのに成長とともにしなくなる…。それが赤ちゃんです。毎日一緒だと可愛らしい仕草も忘れてしまうので、些細な表情や仕草も育児日記に残しておけたら思い出になりますね。
その時期のお気に入りのおもちゃや絵本を書くのも面白いですよ。掴めなかったおもちゃを握れるようになり、次第に投げて遊び始める…といったように遊び方が変化していきます。絵本も最初はニコニコ聞いていたのが、大きくなると登場人物の言動を真似するようになるので、遊び方まで記録しておきましょう。
知りたい!育児日記をつけるメリット
毎日の子育てを振り返る機会になる
そんなときは、育児日記を読み返してみましょう。「そんなことしても現状が変わるわけじゃないでしょう」と思うかもしれませんが、過去の悩みを振り返るうちに「些細なことで悩んでいたなぁ。もしかすると、今の悩みもいつかは解決する日がくるはず」と前向きに考えられるようになるかもしれません。
また、初めて我が子を抱いた瞬間を思い出して初心に戻れます。気持ちにゆとりができることもあるのでおすすめですよ。
ママのストレス発散の機会になる
八つ当たりのあとって、自分のことが嫌になりますよね。「なんであんなことをいってしまったんだろう」「あんな冷たい態度をとる必要はなかったのに」と自己嫌悪になった日は、育児日記にイライラや反省を書き残すとよいですよ。
気軽に愚痴をはける相手がいればそれが一番よいですが、周りの友達にも家庭や仕事がありますし、パパにもすべてを理解してもらうのは難しいですよね。
そんなときは育児日記の出番です。書くことで気持ちが整理され、次はもっと子どもの心に寄り添った対応を心がけようと考える時間にもなるでしょう。
子どもが成長したときに読み返すのが楽しみ
そんなとき、子どもへ愛情を伝える手段になってくれるのが育児日記です。ママも親になったばかりの気持ちを思い出せますし、子どもにも大切に育ててもらったことが伝わり、わだかまりが少しとけるとよいですよね。
また、将来子どもにプレゼントするために育児日記をつける人もいるようですよ。特に女の子の場合は子育ての参考になることも多いでしょうから、離乳食のメニューなど育児の情報を細かく残してあげると喜ばれるかもしれませんね。
育児日記を毎日楽しくつけるコツ
お気に入りの育児日記帳を見つける
まずはお気に入りの育児日記帳を見つけること。毎日手に取るものなので、あまり好みじゃないデザインだったり使い勝手が悪かったりしては、気乗りせずに三日坊主で終わる可能性が高いです。
大きさや紙質、最低これだけは書き込みたいことなど、希望をリストアップしてお気に入りの一冊に出会えるまでじっくり検討しましょう。
具体的な例が思いつかない場合は、育児日記を続けている先輩ママを見つけてなにを使っているか聞くのも一つの方法ですね。ほかに、多くのママとふれあう機会がある助産師さんにアドバイスを受けるのもよいかもしれませんよ。