3人目が育てやすいって本当?余裕を感じる理由と注意するべきこと
ママ達の話題で「3人目は育てやすい」「2人も3人も変わらない」という話題を耳にしたことはありませんか?子どもが2人から3人になれば大変になりそうですが、3人目は育てやすいといわれる理由はなんでしょうか。3人目だからこそ感じる注意点と合わせてまとめました。
3人目が育てやすいといわれている理由
豊富な子育て経験でママの心に余裕がある
そんなときに「家事がすすまない」「休めない」と悲観的にならず、「まあいいか」「後でやろう」と考えられるのはママの心に余裕があるからこそ。子どもの相手をしながらの家事は思った以上に大変ですよね。
個人差はあれど1人目と2人目でも違った育児の悩みがあって、その悩みがそのうち解消されることもママは経験しています。それを踏まえての3人目なので、ママはドンと構えることができるのです。
上の子たちが子育てのサポートをしてくれる
とくに女の子は小さいときから母性の強い子が多く、すすんで赤ちゃんのお世話をしてくれます。また、相手は赤ちゃんとはいえずっと相手をしているとママも疲れてしまいますから、兄弟が
赤ちゃんと一緒に遊んでくれるだけでとっても助かりますよね。
友人ママの長男(7歳)は3人目が生まれたばかりのとき、あまり赤ちゃんに興味がなかったそうですが、半年経った今では3人目の兄弟が泣くとすぐかけつけるようになったようです。
赤ちゃんが騒がしい環境に慣れてくれる
3人目の子は常にそういう騒がしい環境で生活しているため、驚くこともなくご機嫌な様子で兄弟たちがはしゃぐ様子を眺めていたり、一緒に遊ぼうとしたりします。兄弟のはしゃいでる声は気にせず眠る赤ちゃんもいるようですよ。
逆に静かな部屋が落ち着かないという赤ちゃんは実際にいます。少しくらいうるさくても誰かが近くにいるのがわかるので安心するのかもしれませんね。
3人目だからこそ大変に感じることも
物理的に親の手が足りなくなる
保育参観など子どもの行事では兄弟のクラスを行ったり来たりする必要がありますし、乳児期には予防接種や健診が毎月のようにありますので子どもの予定が重なる可能性が高いです。子どもが増える分、親は忙しくなりますね。
友人ママは首がすわっていない3人目の赤ちゃんを連れて、上の子の幼稚園の親子遠足に参加したこともあるそうです。そんなときは家族のサポートがあると助かりますね。
やらなければならない家事が増える
また、おもちゃも子どもの数だけ増え、片付けるのが大変になります。小さな子どもがいると片付けても片付けてもすぐに散らかしてしまうため、片付けや掃除は手抜きしてもよい家事と考えるママは多いのですが、なんでも口に入れたがる赤ちゃんがいる家庭はそうもいきません。
子どものお世話をしながら料理を作るだけでも大変なのに、赤ちゃんの月齢によっては離乳食を作る必要があるため、食事の準備に苦労しているというママも多いようです。
上の子の育児経験が邪魔になることも
友人ママはいままで母乳関連で困ったことはあまりなかったそうですが、今回3人目の育児中にはじめて乳腺炎になり病院へ行ったようですよ。そのママがいうには「今まで乳腺炎にはなったことなかったから」と自分の食事管理はたしかに甘かったといっていました。
子どもが増えれば増えるほど自分のことが後回しになってしまうママは多いようです。
今まで大丈夫だったからと油断しないで
忙しくても産後は特に意識して休もう
その反動のせいか退院後すぐ通常の生活を送ってしまいがちですが、妊娠~出産と続いたママのからだは自分でも想像できないほど疲れています。新生児の赤ちゃんは昼も夜も関係なく、ママもしばらくその生活に合わせる必要があるため、まわりの人たちに協力してもらいながら可能な限り休みましょう。
とはいえパパの仕事が忙しかったり、お互いの実家が遠かったりするとなかなかそうもいきませんよね。地域によっては産後ヘルパーなどが利用できる場合がありますので確認してみましょう。