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子ども会で餅つき大会を開催したい!食中毒予防法と準備マニュアル

子ども会で餅つき大会を開催したい!食中毒予防法と準備マニュアル

もち米は冷水で研ぎます。温水を使うとでんぷんが糖化して甘みが減ってしまうそうです。もち米は水を吸収しやすいので研ぎ汁を吸わせないために1回目は軽くすすぎ、すぐに水を捨てます。3〜5回ほど手早く研ぎ、もち米が十分にかぶる量の水に浸します。もち米は6〜12時間ほど水に浸します。冬場は10時間以上を目安にしてください。

一晩浸したもち米は、餅つき当日30〜1時間ほどざるにうつして水切りをします。しっかり水切りをすることでコシのある餅につきあがります。簡単な作業ですが工程に含めるのを忘れずに。

しっかり水気を切ったもち米を蒸します。せいろで蒸す場合、高温になるので火傷に注意しましょう。鍋の水が減ってきたら沸騰水を足すとよいですよ。

もち米をつぶしてから餅つき開始!

もち米を蒸している間、臼にお湯を15〜20分張って温めます。もち米の蒸しあがりに合わせて臼のお湯を捨て内側を拭きます。

臼にもち米を入れたら、まずはもち米の粒がなくなるまで杵に体重をかけてしっかりつぶします。熱いうちに行う工程のため、テキパキ進めましょう。

もち米に粘りが出てきたら返し手と組んで餅つきの開始です。事故防止のためにつき手と返し手は隣に並びます。杵は自然に振り下ろし、返し手と呼吸を合わせてつきます。返し手は餅をたたむように下から中央へ餅を動かし、まんべんなくつけるようにします。返し手の手水は熱さ対策ですが、この水分量で餅のやわらかさが変わります。

粒感がなくなってきたら子どもたちにも体験してもらいましょう!

あんこや大根おろしなどで味付け

つきあがった餅はボウルにうつし、人差し指と親指で丸く握り取ります。形を整えるようにして丸めます。子どもが食べやすいように小さく丸めるとよいでしょう。餅取り粉を振るったお皿などに餅を並べていきます。上新粉、片栗粉、またはコーンスターチが餅取り粉として使えます。

丸めた餅を味付けします。用意したトッピングをそれぞれボウルへ入れ、丸めた餅を入れて絡めます。子ども向けにはあんこやきなこが喜ばれますよね。シンプルに海苔を巻いて醤油をつけて食べるのも美味しいですが、醤油にひと工夫足して、砂糖醤油やバター醤油にしても美味しいですよ。

大人向けには大根おろしもおすすめです。変わり種として納豆も美味しいですよ!

まとめ

準備が大変というイメージがある餅つきですが、杵と臼を使った迫力の餅つきが目の前で見られることと合わせて、できあがる工程が見られるのも子どもにとっては貴重な体験となるでしょう。昔はこれだけ時間をかけて神様に感謝の気持ちをお供えをしていたという話をするきっかけにもなります。

つきたての餅の味は格別です。「ハレの日」にしか食べられなかった特別な味をぜひ子どもたちと再現して、1年を楽しく元気に過ごしたいですね!
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