ママになると友だちと疎遠になる?ならないコツとママ友との関係
ママになったら、今までの友だちと「連絡すら取りにくく感じるようになった」というママも多いでしょう。独身や子どものいない友だちと距離ができてしまったり、つき合いにくく感じてしまったりする理由、疎遠にならないための対策、さらに悩みも出てきがちなママ友との関係と距離の取り方についてご紹介します。
ママが友だちと疎遠になった理由とは
結婚や育児で友だちが誘いづらくなった
ママになってから友だちと疎遠になってしまう理由は、お互いの生活スタイルの違いが大きな要因です。特に育児中は1日の流れが子ども中心になり、やっと友だちに電話をしても、相手は仕事中で電話が繋がらないというケースも少なくありません。
反対に、友だちから連絡がきても、ゆっくりと話していられないことも多いですよね。友だちも生活スタイルの違うあなたに気を使ったり、遠慮したりする気持ちから誘いづらくなってしまうのです。
話題が合わなくなった
家事や育児に時間を割くことも多くなるので、独身時代とは関心事や悩みなども少しずつ変わっていきます。独身時代にはファッションや仕事に対しての関心が主だったのに比べて、家事の効率化や節約、子育てについての関心が大きくなってくることがほとんどです。
こうした価値観の変化は当然のことですが、独身の友だちからすると「話題が合わなくなってしまったな」と感じてしまい、疎遠になってしまうのです。
また、気の許せる友だちには近況報告や悩みなど色々と話しがちですが、友だちからすると「子どもの話ばかり」とか「旦那さんの愚痴ばかり」と感じられてしまうことも多いので、会話の内容には少し注意したいですね。
収入格差や金銭感覚のズレが出てきた
独身時代に比べ、家庭や子どもを持つ今はお小遣いも少なめにしているなど、ママ個人としての金銭感覚も変化してくるでしょう。すると独身の友だちとのお金の使い方に違いが出てくることもあります。
独身の友だちからしても、ランチに使える金額や趣味に使える金額に違いが生まれたことが原因で「お店選びに気を使う」とか「金銭感覚や収入の違いを感じて、行きたいお店に誘いづらい」と感じてしまうこともあります。
こうした独身の友だちとの収入格差や金銭感覚のズレが、距離感に影響してしまうこともあるのです。
結婚しても友だちと疎遠にならないために
会いたいと思ったら気軽に誘ってみよう
お互いの環境が変わったことで予定が合いにくいという現状は、連絡を取りづらくなってしまう要因の一つにもなります。「会いたいな」と思ったら、こちらから気軽に誘ってみるのも大切です。
こちらから連絡をすることで「会いたいよ」という気持ちは相手に伝わります。結果的に予定が合わず会えなかったとしても、そのやり取りの中で会話ができるので、お互いの近況報告や今後の予定なども確認できますよね。
電話をする時間がなければ、メールやLINEでもOKなので気軽に連絡をしてみましょう。
自分の話ばかりでなく相手に合わせた話を
子育てや家事に追われていると、気の許せる友だちにはついつい本音であれこれと話したくなりますが、子育てネタばかりや、最終的に家庭の愚痴になってしまうのは厳禁です。久々に会えたなら、楽しい話をすることを意識しておきましょう。もちろん「最近どうなの?」という会話で家族などの近況を話すのはOKですが、プラス思考で楽しい内容を心がけたいですね。
また、自分の話ばかりではなく相手に合わせた話をするのも大切です。元同僚なら「最近、お仕事は順調?」と話を引き出してみることや、友だちが興味のある話題やお互いに共通する話題をすることも心がけましょう。
相手の環境を尊重し思いやる気持ちが大切
お互いの環境が違うと、相手の会話の内容が新鮮で楽しく感じられる反面、「羨ましいな」という感情が湧くこともあるでしょう。正直な感情ですし否定することではありませんが、会話の中で「いいな~、でも私には無理だわ」などのネガティブな要素のある発言などには注意したいですね。
既婚者目線の「いつ結婚するの?」「早く結婚しなよ」などの発言も注意が必要です。結婚して幸せなことを伝えることはよいことですが、仲良しの友だちでも結婚観や人生観が同じとは限りませんよね。相手の環境や価値観を尊重する気持ちも忘れないようにしましょう。
ママ友と疎遠にしたいときはどうする?
まずは相手と距離を置く
まずは、相手と適度に距離を置くことですね。ほかのママ友と過ごすとか、誘われても「ごめんね、その日は予定があるの」などと伝えて一緒に過ごす機会を減らしていきましょう。
実際に専業主婦でも子どもの習い事や自分の習い事で忙しいママや、お仕事などで予定が埋まっているママもたくさんいます。相手のママ友も「予定があるなら仕方ないな」と感じて、角も立ちませんよ。