子どもの初恋を知ろう!好きになる時期や相手、聞いたときの対処法
子どもが幼稚園や保育園で「お友達から好きっていわれた」などと聞くと、ドキッとしてしまうママもいることでしょう。そこで今回は、子どもの「初恋」というのはどんなものか、その時期と好きになる相手、さらに注意点と対処法についてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
子どもの「初恋」ってどんなもの?
初恋は恋愛というより対人関係の広がり
好きになるには、相手の性格、容姿、仲良しであるかどうかというのがカギになってくるようですよ。「クラスで好きな子いる?」と聞くと、異性に交じって同性のお友達の名前をあげることもあります。好きという感情が必ずしも異性にのみ向いているわけではなく、友達として好きというニュアンスの方が強いので、恋愛感情とはいい切れません。
その意味で、この年齢の初恋は、大人が考える恋愛というよりも対人関係の広がりとして考えた方がよいでしょう。
好きな子はコロコロ変わる
その理由も簡単で、「あの子がキレイなお絵かきくれたから」など大人の世界では考えられないほど単純です。「この子は浮気性なのかしら?」などと心配する必要はありません。
この年齢の恋愛感情は友情の延長のようなもので、基本的に「お友達はみんな好き」なのです。そのなかでその日の気分によって順位が前後しているだけなので、あまり深刻にとらえないようにしましょう。
「今はあの子が好きなのね。よかったね」とさらっと流して聞くようにしましょう。
子ども自らカミングアウトで知るママが多い
それ以外にも園の担任の先生から聞いたり、子どもの様子を見たりしていて「もしかして?」と思うこともあるようです。いつも特定の子を追いかけ回していたり、好きな子と同じ習い事をしたがったりなど、見ていてわかりやすいパターンがほとんどです。
子どもがママ以外に「好き」という感情を持つ相手がいると、ちょっと寂しく感じてしまうかもしれませんが、それだけ情緒豊かに育っている証拠だと思って優しく見守りたいものですね。
子どもの初恋の時期と好きになる相手
異性への意識は年長児から
よく園に「大きくなったら〇〇先生と結婚するんだ」といっている男の子もいますよね。理由は「先生の顔がかわいいから」など、この年齢では相手の容姿を理由に好きになるパターンも多いようです。この辺り、大人の恋愛にも共通しているところがあり、興味深いですよね。
もし子どもに好きな子ができたら、「どうして好きなの?」と聞いてみると面白いかもしれません。子どもの好みのタイプの顔がわかるかもしれませんよ。
初恋相手は先生やクラスで仲良しの異性
毎日顔を合わせて一緒に遊ぶうちに仲良くなり、「この子といると楽しいな」と思って好きになる子が多いみたいですね。また、たとえば子どもが園庭で転んでケガをしてしまったときなど、先生が優しくしてくれて、それをきっかけに先生を好きになってしまうというケースもあります。
いずれにしても、子どもの初恋の相手は、通常ママもよく知る子どもや先生だったりするので、ママが面識のない子ということはほとんどありません。その点安心なので、心配しないようにしましょう。
好きな理由の第1位「かわいい、かっこいい」
まだ幼い子どもたちなので、「性格がいいから」などという目に見えない部分は理由になりにくいようですね。まだ外見重視ということがうかがえます。
容姿の次に多い理由が「家が近いから、通園バスが同じだから」という地理的なものです。家が近いと、通園時に一緒になることも多いですし、土日などの休みの日に近所の公園で遊ぶ機会も多くなるでしょう。
さらにママ同士の仲が良ければ、お互いの自宅を行き来することもあるかもしれません。子どもにとってはそういった事情もポイントが高いようですね。