仲よし夫婦の秘訣は会話にあり!おしゃべりを楽しむ夫婦円満のススメ
仲がよさそうな夫婦の姿を見て「最近、夫婦でゆっくり話していない」「毎日どんな話をしているんだろう」と感じているママやパパも多いのではないでしょうか。この記事では、仲よし夫婦の例を参考に、夫婦仲を円満に保つ会話のコツや夫婦間で気を付けたいポイントをご紹介します。
会話のメリットと会話が減ってしまう原因
会話時間の長さと夫婦円満度は比例している
小さい子どもがいる家庭では、子どもとの生活が軸になっているママと、仕事で不在がちなパパとの生活リズムが合わないことも多いですよね。「顔を合わせる時間自体が少ない」という声も多く聞きますが、その分休日にたくさん話すなど、積極的にコミュニケーションを取ることを意識できるとよいでしょう。
会話が少ないことは子どもにもよくない
子どもは、大人の表情や会話をよく観察していますよね。もし、ママとパパの間で冷めた空気が流れていれば、敏感に察することでしょう。「パパとママが機嫌が悪いのは自分のせいかもしれない」と常に人の顔色をうかがったり、自分を押し殺して「よい子」を演じるようになったりするそうです。
ほかにも「情緒不安定に陥りやすい」「まわりの友だちに意地悪になりやすい」という傾向があったり、夫婦のあり方がわからないため「将来結婚した際に夫婦関係がうまく築けない」というケースが多かったりするといいますよ。
パパとママが考える「会話が減った」理由
また、ママからは「共感がほしいだけなのに否定される」、パパからは「話しても『ふーん…』と聞き流される」と、「聞く態度に不満があり、話す気が起きない」という意見もあがりました。女性は「感情的に話をする」「共感が好き」という一方、男性は「理論的に解釈する」「結論を付けたがる」という傾向があり、男女の思考の違いも影響しているのですね。
ほかにも、ママは子ども中心、パパは仕事中心の生活で「話題に食い違いがある」「話すネタがない」という理由をあげる人もいますよ。
仲よし夫婦の秘訣!2人が盛り上がるネタ
毎日成長する「子ども」の話ははずせない
子どもと一緒に過ごす時間が多いママから「今日は公園に行って、こんな遊びをしたよ」「前までできなかった◯◯ができるようになったよ」など、その日の子どもの様子を報告したり、「◯◯が心配なんだよね」と子どものことを相談したりしてみてはいかがでしょうか。その日あった出来事は、比較的話しやすいですし、パパに父親として子どもの様子を把握しておいてもらう意味でも必要なことといえるでしょう。
また、会話の中で「パパと◯◯に行きたがってたよ」「この前、パパと◯◯したのが嬉しかったんだって」など、子どもがパパの話題を口にしていたことを報告すると、普段子どもと会えずに寂しく感じているパパは嬉しいそうですよ。
頑張っているからこそ「仕事」の話
ママに話すことで「何を頑張っているかを知ってもらいたい」「吐き出してスッキリしたい」「仕事に対するヒントがほしい」と感じているパパも実は多いそうです。ママもパパが「日々どんな仕事をしているのか」「どんなことが大変なのか」を理解でき、感謝の気持ちが持ちやすくなるでしょう。
ただし「守秘義務として話をしない」「帰宅してまで仕事の話をしたくない」というパパもいますので、パパの気持ちを尊重しましょう。もちろん、仕事を持っているママはお互い話せるとよいですよね。
「やりたいこと」の話はワクワクできる
どうしても子ども中心に予定を組みがちですが「家族で公園に行く」だけでなく「パパとママが気になっているお店に寄り道する」など、夫婦で楽しめる要素を盛り込むのもおすすめですよ。
ほかにも、好きな芸能人や音楽などの話もよいでしょう。子どもの話題だけではなく、新婚の頃のようにたまには趣味や興味の話をし、お互いへの理解を深めてみてくださいね。
会話をするときに気を付けてほしい心がけ
スマホは見えない場所に置いておこう
例えば、会話をしているのに目を見ず、下を向いてスマホばかりいじっている…。これは相手に「自分に無関心なんだ」と思わせてしまう、とても失礼な態度といえるでしょう。実際「話しかけてもスマホに夢中で生返事しかしない」「家にいるときにスマホばかりいじっている」と、スマホが原因で夫や妻に対して不満をいだく夫婦が近年増えているといいます。
積極的に夫婦の会話の時間を持つには、スマホを見えない場所に置くように心がけましょう。相手に意識を集中させる、つまり「相手にきちんと関心を持っていると態度で示すこと」が、会話を発展させる上で重要ですよ。