40代になり健康が気になるママへ！体調変化や健康診断のポイント

2019,2,10 更新

飲酒が好きなママは肝臓の数値をチェック

飲酒が好きで、それこそがストレス発散になるというママもいると思います。

しかし、そんなママには健康診断で特にチェックしてもらいたい項目があります。それは「γGTP」（ガンマジーティーピー）です。

γGTPは肝臓や腎臓で作られて、肝細胞の中に含まれています。もし肝細胞が壊れると、血液中にこの酵素が流れていくので、血液検査でγGTPが高ければ「肝臓にダメージがあったのかな？」という予測が立てられるわけです。この数値が高く出たママは、お酒の量を減らしてみましょう。

痛風や脂肪肝、ビタミンB1不足など、飲酒による病気も少なくありません。習慣的に飲酒しているママも、週1～2回は休肝日をつくって肝臓を休ませてくださいね。

禁煙ができないパパやママは血液状態に注意

体によくないのは分かっていても、なぜかやめられないタバコ。禁煙に失敗し続けているパパやママもいるのではないでしょうか。

そんなパパやママは健康診断の血液検査で、赤血球やヘモグロビン(Hb)、ヘマトクリット(Ht)といった値に注意してください。正常値より高いときには、要注意です。

なぜなら、タバコを吸うときに吸入する一酸化炭素はヘモグロビンと強固にくっつき、酸素を運搬できるヘモグロビンが不足してしまうのです。その結果、赤血球が増え「多血」という状態になります。喫煙すると「血液がドロドロになる」といわれるのはこのためです。

また喫煙によって、肺がんだけでなく、食道がん、胃がんや大腸がん、膀胱がんなど多くのがんリスクが上がることも覚えておいてください。

まとめ

気持ちではまだまだ若いと思っていても、40代は老化が密かに忍び寄っている時期のようです。今まで多少無茶しても大丈夫だと思っていたママも、一度立ち止まって、生活習慣などを見直してみるのもよいかもしれません。

めんどうでついつい先延ばしにしてきた健康診断も積極的に受けて、自分の体の定期メンテナンスを心掛けるようにしましょう。健康管理に疎いパパにも同じくアドバイスしてあげてくださいね。

子どものためにも、いつまでも健康で若々しいママとパパでありたいですね。