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寝る前のフォローアップミルクは必要?量や注意点とやめ方について

寝る前のフォローアップミルクは必要?量や注意点とやめ方について

寝る前のフォローアップミルクのやめ方

フォローアップミルクのやめどきは1歳前後

フォローアップミルクは基本的に、離乳食を十分に食べられない赤ちゃんの栄養を補うためのものです。離乳食をしっかり食べていれば夜中にお腹が空いて起きることもないため、フォローアップミルクは必要ありません。

フォローアップミルクを利用している多くのママは、1歳前後で寝る前の利用をやめているようです。1歳前後は離乳食の完了期で、順調に進んでいれば食事からほぼ十分な栄養が摂れる時期になります。

離乳食をきちんと食べているのに1歳前後になっても寝る前にフォローアップミルクを欲しがるのであれば、飲むことがただ習慣になっている可能性があります。そんなときは、赤ちゃんが自然に卒業できるよう工夫をしてみましょう。

哺乳瓶の使用をやめる

赤ちゃんは母乳や育児用ミルクが大好きで、飲んでいるときは幸福感に満たされます。哺乳瓶を使って飲む習慣のある赤ちゃんは、哺乳瓶の乳首を「吸う」ことで安心感を得る傾向があるため、哺乳瓶が離せなくなるようです。

ママが「しっかり食べているし、そろそろフォローアップミルクを卒業してもよいかも」と思っても、哺乳瓶を使っているとなかなか卒業しにくいようです。そんなときは昼間にストローやマグを使ってジュースや牛乳を飲むようにしましょう。

ストローやマグで飲むことに慣れてきたら、寝る前の水分摂取もストローやマグを使って湯冷ましや麦茶に切り替えていきます。それでも哺乳瓶を欲しがったら、おしゃぶりを利用してもよいかもしれませんね。

量を減らし代わりになるものに切り替える

赤ちゃんによっては、フォローアップミルクを飲むことが眠りにつくスイッチのようになっているケースがあります。そのような場合、やめることでうまく寝つけなくなることが考えられます。

赤ちゃんが無理なくフォローアップミルクをやめるには別のものに切り替えることも方法の一つです。徐々に切り替えながらミルクの量を減らしていきましょう。

代わりになるものは、1歳までなら白湯や赤ちゃん用麦茶がおすすめです。1歳を過ぎたら牛乳でもよいですね。ただし牛乳には虫歯の元になる糖分が含まれているので、飲んだ後は歯のケアを忘れずに行ってください。

徐々にミルクの量を減らして、1歳半ごろまでには別のものに置き換えられるようにしましょう。

まとめ

フォローアップミルクは離乳期に不足する栄養を補うためのものです。きちんと離乳食から栄養が摂れていれば基本的に飲む必要はありません。

飲みすぎると満腹感で離乳食を食べる量が減る恐れがあるので注意しましょう。また歯にミルクが付着したまま寝ると虫歯になりやすいので、寝る前に飲んだら歯のケアを忘れないようにしてください。

寝る前のフォローアップミルクがやめられないときは哺乳瓶をマグに変えたり中身を白湯などに変えたりして少しずつ馴染むようにします。無理なく徐々に変えるようにしましょう。
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