つたい歩きを促すおもちゃとは?遊ぶメリットと選ぶポイント
つたい歩きを始めた赤ちゃん向けのおもちゃには、様々な種類がありますよね。これらが赤ちゃんの成長にどうプラスになるのか、どれが我が子に合ったおもちゃなのか気になるママも多いのではないでしょうか。そこで今回は、つたい歩きを促すおもちゃのメリットや、選ぶポイントについてご紹介します。
つたい歩き向けおもちゃのタイプ別メリット
「手押し車」は遊びの延長で歩く練習になる
遊びの延長で歩く練習ができるおもちゃの一つに手押し車があります。手押し車は、赤ちゃんが持ち手に掴まりながら前に進むことで、歩くことの楽しさを知りひとり歩きへの興味を引き出してくれるアイテムです。
つたい歩きでは、掴まるものがあるところにしか行くことができませんが、手押し車があれば自分の進みたい方向に歩くことができますね。
「テーブル」タイプは遊ぶしかけが豊富
テーブルの上には、鍵盤やブロック合わせ、レバー遊び、時計遊び、電話遊びなど、赤ちゃんの興味を引くしかけがたくさんあるので、それらで遊ぶために立ち上がろうと頑張るでしょう。指先や脳だけでなく、足腰も鍛えられるところが嬉しいですね。
また、テーブルトイは対象年齢の幅が広く、歩けるようになってからも知育玩具として遊べる点が特徴の一つです。テーブルはしっかり支柱で支えられているので、赤ちゃんが体重をかけても安心して遊ぶことができるでしょう。
「歩行器」で行動範囲が広がり好奇心が向上
多くのものは生後7カ月~1歳3カ月ごろまで使用できます。歩行器に乗ると、赤ちゃんは立ったときと同じ目線を味わうことができるので、新鮮で初めて見える世界に好奇心も湧いてくるでしょう。また、前後左右どこにでも自分の意志で移動することができる点もメリットの一つです。
歩行器には、おもちゃつきのものやシートが洗えるものなど、特徴も様々なので赤ちゃんが気に入りそうなものを選びたいですね。歩行器を用意したことでひとり遊びが増え、ママの負担が減ったという声もあるようですよ。
長く使えるつたい歩き向けのおもちゃとは?
安全面で問題がないもの
また歩行器の場合、赤ちゃんの足がタイヤに巻き込まれることがないように、巻き込み防止機能つきのものや安全設計されたタイヤが使用されているものがおすすめです。
素材やデザインなど、赤ちゃんが安全に遊べるかどうかを判断する指標として、玩具安全基準(ST基準)というものがあります。ST基準は日本製のものに限られますが、海外製ではそれぞれの国で定められた基準があるので、それらを満たしたものを選びたいですね。
脳と心の発達を促す知育玩具つき
また、興味や好奇心を持って楽しみながら歩く練習ができるのは大切なことです。知育玩具には色々なものがあるので、実際に赤ちゃんをお店に連れていき興味がありそうなものを選んでもよいですね。パズルや音の出るおもちゃはある程度大きくなっても楽しめるでしょう。
知育玩具をきっかけに自分で考える力がつくと、成長してからも起こった問題を自分で考えて解決法を導き出すことができるかもしれませんね。
多機能で成長に合わせて使える
手押し車では、本体部分が積み木セットになっていたり、車として乗って走らせることができたりするものがあるようです。
また、歩行器はテーブルトイとして遊べるものもあります。つたい歩きの練習にどちらを選ぼうか迷っているママには嬉しいアイテムですね。ものによっては、お絵かきや食事の際にキッズテーブルとして使える歩行器もあるので、長い間活躍するでしょう。